【香川県高松市2021年夏】女木島(松原)キャンプ場のレビュー|音声付き動画で徹底解説!

香川県キャンプ場

香川県高松市の高松港からフェリーで20分のところにある女木島には2つのキャンプ場があります。

・女木島松原キャンプ場
・県営女木島野営場

この記事は2つのキャンプ場の中でも目の前に海が広がるオススメの「女木島松原キャンプ場」の紹介をしていきます。

私

この記事はこんな人にオススメ です!

・夏の女木島松原キャンプ場に行ってみたい
・女木島松原キャンプ場を利用したことがない
・事前にレビューなどで情報収集しておきたい

私が実際に利用したのは2021年夏のお盆前のこと。
家族でキャンプを楽しむ事が多いのですが、奥さんは虫が大の苦手。
大半の女性が虫嫌いだと思います。
しかし、キャンプに虫はつきもの。虫がいないキャンプ場など存在しません。
存在しない中でも極力少ない方が良い。
「蜂は嫌だけどミミズやだんご虫なら刺されないし害がないから我慢できる」
こう思う人も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に利用しなければ分からないことを中心に解説していきます。
女木島松原キャンプ場でキャンプを検討している人には参考になると思います。

問い合わせ先

090-3152-2447

女木島松原キャンプ場へはフェリーを利用する

女木島松原キャンプ場へ向かうには香川県高松市の高松港から出るフェリー「めおん」に乗り、20分間の船旅を満喫して向かうことになります。
フェリーの時刻表や料金については下のリンクからご確認ください。

時刻表や料金一覧

※通常ダイヤと夏の繁忙期ダイヤで時刻表が異なりますので間違えないようご確認ください。

日帰りや1泊2日を予定している人は往復切符を購入できます。
この往復切符は翌日までが有効期限ですので、2泊3日の場合は往復ではなく片道づつ購入することになります。
※往復割はありませんので片道づつ購入しても損はしません。
帰りのフェリー乗り場で切符を購入することを忘れないようにしましょう。

カスタムカーでフェリーを利用する人は必読!

フェリーに乗る時はかなりの段差があります。普段の生活ではあまりお目にかからない程「くの字」に凹んだ段差です。
ローダウンなど車高の低い車は乗船できない可能性があります。
入口が広ければ斜めから入れるかもしれませんが、入口が車3台分程の幅なのでタイヤから乗せるのは難しいと思います。
私はワンボックスのノーマル車ですが、それでもスタッフの方に「ゆっくり進んでください」と言われました。
ゆっくりというよりも、段差手前で一時停止して乗せる感覚でした。ローダウン車の場合は自己責任ですね。

女木島フェリー乗り場着!

あっという間の船旅を満喫したら女木島に到着です。
女木島フェリー乗り場から女木島松原キャンプ場へは車で1分程、徒歩5分程で到着します。
荷物が少ない海水浴だけの場合は高松港近くの駐車場に車を停めてから人だけで乗船するのが一般的です。

女木島松原キャンプ場は海に面した最高のロケーション

女木島松原キャンプ場は、車1台分程の広さがある道路を挟んで、向かいに海水浴場が広がる最高のロケーションです。
夜には波の音を楽しみ、早朝は朝日で目が覚める。
普段の生活では味わえない感覚です。

キャンプ場利用料金の支払いは現金でおばあちゃんに前払い

到着するとシャワー室の前に座っているおばあちゃんに声をかけて利用料を前払いします。
私の時は2泊3日を予定していたので1,600円のお支払い。ん???
1日大人1人200円、私と奥さん、小学生未満無料で2泊3日。。。計算が合わない気もするがそこはスルーしました。
利用時は現地で確認ください(笑)

場所決めのポイント2つ

フリーサイトなので自由に場所を選択できます。
選択のポイントは2つです。

お手製ですいません・・・

車の乗り入れ重視

車の乗り入れもできますが、松原なので中の方には入れません。
車をできるだけテントから近い位置に駐車したい場合はフリーサイト周辺にテントを設営することをオススメします。

海の家利用重視

海水浴で海の家も利用する場合は海の家が近い位置をオススメします。
私は海水浴も海の家も満喫したかったので海の家に近い位置に決めました。
上の画像は私がテントを設営したすぐ目の前から撮影しています。

利便性重視

お手洗いや洗い場、シャワーから近い位置をオススメします。
海の家からは離れてしまいますが、目の前は海です。
駐車スペースが確保できないので道路挟んだ向かい側に駐車しましょう。

面積重視

松の木がたくさん生えていることから、所有するテントの大きさを考慮して設営する事になります。
キャンプ場は広いエリアではないので一通り歩いてお気に入りの場所を選びましょう。

サイト参考画像

道路側はゆとりのあるスペースが限られているので寝室だけのテントにオススメ。
画像の右側には私の2ルームテントが余裕で設営可能。
画像の左端も可能な広さです。
陣取り合戦ですのでフェリーの時間はお早めに!
設営場所次第で楽しめるかどうかが決まる!

私のテントから奥に入ると余裕のある場所がいくつかあります。

鉄棒と砂場?があります。
小さいお子さんは楽しめそうです。
私も2日目に利用するつもりでしたが、3日日台風が接近するとのことで、急遽テントを畳み帰宅したため遊べませんでした。

洗い場やシャワーがある奥も2ルームテント設営は可能です。
鉄棒や松原を満喫したい方はこの辺りがオススメ。

テント設営時の気付き

ペグ選び

画像は庵治太鼓の鼻オートキャンプ場で撮影

私はスノーピークのソリッドステーク30とテントに付属しているプラスチックペグしか持ち合わせていないため、ソリッドステーク30でペグダウンしました。
しかし、砂浜ではないにしても砂地なのでオートキャンプ場の人工芝よりはスっと抜けてしまいます。
少し不安が残るのでYペグ、Vペグ、Tペグなど抵抗力のあるペグを持っていくと安心です

松脂(マツヤニ)

マツ科マツ属から分泌される天然樹脂。
テントのフライシートに付着する透明のネバネバ。
松原でのキャンプでは避けて通れない被害なのかもしれませんが、極力テントの上に松が無い方が良いのかもしれません。
ですが、松原ですので不可能だと割り切って楽しみましょう。

木製の古い長椅子を有効活用する

松原にはいくつかの古い木製長椅子があります。
古いを通り越してバキバキです。
荷物を置くのに大変便利ですので使わせてもらいました。
自由に利用してもかまわないようです。

この石に炭を置いて網だけ持参というBBQもあるようです。

シャワー室1回100円

備え付けの専用ボックスに100円を入れて利用します。
利用の際は必ず入れるようにしましょう。温水ではなく水のみですが、時間の制限がないのでゆっくり利用できるのがメリットです。
4部屋の内、1番奥だけ棚が設置されているため、おそらく1番奥が人気だと思います。
他の部屋で利用する場合はどこに着替えを置いているのかが謎です。
私は常に着替えを持って利用したので毎回一番奥の棚が設置されている部屋を利用しました。

洗い場

蛇口が4箇所並んでいて、内2箇所に鍵がついていました。
鍵を移動させてどこの蛇口を使ってもかまいません。
ここで野菜やお皿、そしてBBQコンロも洗います。奥行が十分にあり洗いやすい洗い場でした。

炭捨て場

洗い場の反対側に炭捨て場があります。
ゴミ箱はありませんのでゴミは必ず持って帰るようにしましょう。

お手洗い

「Theキャンプ場」ともいえるお手洗いで、オートキャンプ場とは違い、虫が数匹おり、虫嫌いな人には抵抗を感じるでしょう。
しかし、毎日かは不明ですが、清掃はされているようです。男女兼用お手洗いで小便器2器、和式1器、様式1器設備されています。
女性が利用している時に男性が入ってくると少し気まずいのかもしれません。
どうしても利用したくない人はキャンプ場の置くのお手洗いをオススメします。
海の家を超えてさらに奥に進むとあります。
キャンプ場内のお手洗いよりは少しきれいなお手洗いです。

海の家

海の家ではソフトクリームが人気のようで若い人たちは皆食べていた印象です。
ソフトクリームの他には焼きそばやピザ、牛丼、カツカレー、フライドポテトもあり、昼間は海の家で昼食、夜はBBQという使い分けも良いと思います。
また、夏のキャンプはクーラーがすぐに冷えなくなることを想定してか、氷1kg300円で購入できます。
この氷はブロックではなく家庭用の冷蔵庫でも作れるような四角い氷を一回り大きくしたくらいのサイズです。

私のクーラーはホームセンターで購入した安物なので保冷効果が弱く、初日の午前中に食材と保冷剤、氷をセットしても、真夏の翌日には完全に溶けています。
山でのキャンプではあまり気になりませんでしたか、海はやっぱり暑い。
クーラーは保冷効果が高い物を購入するか、翌日は腐りにくい食材を準備して行きましょう。

海の家で注文したピザ。
お値段800円でどうしても割高ですが雰囲気代込み!

500円のビールで乾杯!!!

お酒は持参していますが海の家と言えばビール。
注文しない手はない。
ケチは私でもこれは我慢できない(笑)

過去何度か利用しましたが、今年は少し海が濁っていたように感じました。
以前は透明とまでは行かなくとも高松近辺では1番きれいな海だったと記憶しています。
そして今年は海開きをしていなかったため沖に飛び込み台が無いのが残念でした。
遠浅ではないため、少し沖に歩くとすぐに背が届かなくなります。
浜辺はもちろん砂なので裸足で歩いても問題ないのですが、海に入ると足下は石が多いため川用に購入していたマリンシューズを履きました。

【買い物】土日は近くの農協が閉まっている

フェリー乗り場の近くに女木島唯一のスーパー、農協があるのですが、土日は営業していないので食材は基本購入してからフェリーに乗りましょう。土日に買い忘れがあっても女木島では買えません。
どうしても必要な場合はフェリーに乗り高松港に向かい、近くのコンビニで買い物をして再度フェリーで女木島に向かうことになります。

女木島の農協の営業時間はこちら

【郵便局あり】お金は多めに持参しよう

島には郵便局の中にATMがあります。
郵便局なのでもちろん日曜日は閉まっています。
女木島でのお金の使い道は限られていますが、海の家や農協、シャワー、キャンプ場利用料など支払うタイミングはありますので多めに持参しておきましょう。

女木島の郵便局はこちら

のら猫

のら猫用なのか、えさを置く場所が設置されていました。
私が滞在していた期間は1匹だけ目撃できました。

アブには困った

虫には対応に困りました。
松原ということで虫はつきものです。
害のない虫ならまだ良いのですが、2日目の昼頃になるとなぜかアブが発生し、気になってキャンプどころではありませんでした。
アブの対処法を知らないため逃げるしかなく、奥さんと大騒ぎです。帰り際に車のエンジンをかけると排気ガスや熱によってくるようで、3匹位車から離れず乗り込むこともできない状態に。。。アブ対策は必須だと感じました。

夏の夜は激熱!

私が泊まったタイミングが悪いのか、海沿いにも関わらず無風だったため、夜は30度程まで気温が上がりました。
30度となるとパンツ1枚でも暑くて寝られないほどです
私はお酒の力もありすぐに寝ることができましたが、奥さんは暑すぎてなかなか寝つけませんでした。
電源がないため扇風機が使えず厳しい暑さとの戦いです。

まとめ

女木島にコンビニはなく、農協は平日のみの営業です。
土日のキャンプは食材を購入できないと思っておいた方が良いでしょう。
女木島でのキャンプは必ず事前に食材を購入してからフェリーに乗りましょう。
海水浴を満喫してそのままキャンプを楽しみたい方にはオススメですが、虫問題、お手洗い問題、暑さ問題、食材問題とファミリーキャンプとしては頭を悩ませられました。
この辺りの問題をクリアできるのであれば非常にオススメのキャンプ場です。

うちは奥さんが虫ダメ、暑すぎダメということで次は無いかも・・・。

香川県のキャンプ場をもっと見たい方は香川県のキャンプ場まとめサイトからご覧ください。

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