- 自分でもテントを設営できるか不安
- 設営しない方が良い場所を知りたい
- テントの設営と撤収方法を知りたい
これから初めてテントを購入するキャンプ初心者の方は買う前に設営方法をある程度知っておく必要があります。上級者であればなんとかなる精神で良いのですが、初心者は購入したテントをキャンプ場で設営できなかったり、何時間もかけてしまうとキャンプが嫌になるかもしれません。これから始まる楽しい家族とのキャンプ生活が台無しになってしまいます。
この記事で分かること
- テントを買う前に立て方を知っておくべき理由
- テントの設営場所選びの注意点
- テントの設営から撤収方法
- 帰宅後のテントのメンテナンス
最後まで読むことでテントの購入で失敗を防ぎます。また、テントの設営は難しくないことがわかり自信がつきます。キャンプ一回目で失敗しないためにも是非最後までご覧ください。
おしゃれ道具や無骨などもっしりおすすめのキャンプ道具は下記記事で紹介しています。
香川県の全キャンプ場を網羅的に紹介するまとめ記事は下記です。
テントを買う前に立て方を知っておく理由
これから初めてテントを購入するキャンプ初心者は事前にテントの立て方を知っておくことをおすすめします。店舗で購入する場合は初心者でも簡単に立てれるかスタッフの方に確認しておきましょう。ネットで購入する場合は聞く相手がいません。この記事の最後にテントの立て方を紹介します。一度ご覧になり、設営できそうなら購入を検討しましょう。
寝室とリビングが一体化した家族用の大きなテントは自立式テントが多いため比較的立てやすくなっています。自分でも立てれそうか確認しておきましょう。
家族用の大型2ルームテントはパパ1人でも設営できます。設営できるというのは極論で、パパとママの2名で設営することをおすすめします。パパ1人だとどうしても力に頼る場面が出てきて幕やポールを傷める原因になります。
設営に慣れているキャンプ上級者から言わせれば1人でできるのかもしれませんが、テントはやっぱり2名で設営した方が無難です
もっしりが1人で設営していた時に突風が起こりテントが2回転しました。テントを地面に固定する前の段階で、テント自体が完成していました。長さ6m以上の大型2ルームテントがクルクル回るんですよ!もうこれは笑えないレベルです。とりあえず適当に1カ所地面に固定して場所をずらし固定。固定を外してずらしてまた固定の繰り返しでなんとか設営した記憶を思い出しました。1人では厳しいと感じた瞬間です。
いざ、購入したけど立てることができないのでは困りますからね
お気に入りのテントを購入して後悔したくないですよね!
下の画像はなんとか設営した直後の状態です。この変形ぶり見てください。変形していることが一目瞭然ですね..もちろんグイッとすれば直りますが確実に痛んでいます。
もっしりが家族キャンプ用に購入したColemanのタフスクリーン2ルームハウスLDX+の設営動画と画像があります。別の記事で家族におすすめしているテントの代表的な形です。参考程度にご覧ください。
Colemanタフスクリーン2ルームハウス/LDX+の記事と動画はこちら
家族用のテントの選び方は別の記事で解説します。
店舗でテントの立て方をレクチャーしてもらう
テントを購入して一度も立てることなくキャンプ場に向うことはおすすめしません。理由は、いざ、キャンプ場に到着してテントを立てようとしても立てれない可能性があるからです。仮に立てれたとしてもかなりの時間と労力を費やす可能性があります。
家族用のテントはソロなど小さいテントに比べて何倍も大きい。その分ソロに比べて難しいのです。
- 立て方が難しい
- 力が必要な場面がある
- 大きい分設営に時間がかかる
- テントにポールを差し込む場所がわかりにくい場合がある
上手く立てられなければイライラして夫婦喧嘩のきっかけにもなりかねません。最悪の場合、奥さんは怒ってもう二度とキャンプに行きたがらないかもしれません。
上手く立てられないとピリピリしてしまうんです
店舗でテントを購入したらその場でレクチャーしてくれることがあります。自分は大丈夫と思わず、その場で立て方を教えてもらいましょう。一度立ててみるとキャンプ場では多少スムーズに設営することができますし、キャンプ場で立てれないということが無くなります。
もっしりは店舗でテントを購入しました。スタッフの方に用途や予算、希望などを説明し、もっしりの家族に合うおすすめのテントが気に入ったので購入しました。もっしりの場合は自分でも立てれるかどうかを考えずに購入しました。なんとかなる精神ですし絶対このテントが良いと思ったからです。まぁ実際何とでもなります。
とはいえ、設営には不安しかありませんでした。それを察したスタッフの方は「予約を取っていただければレクチャーしますよ」とおっしゃってくださいました。予約当日改めて購入したテントを持って店舗に向いその場でレクチャーしていただきました。
説明書だけでは分かりにくい場面があるため1から順に教えていただきました。レクチャーを受けたとはいえ、全て一人で設営したわけではありません。正直私の不安は解消しませんでした。後日計2度自宅の前で設営の練習をして本番のキャンプに臨みました。
コンクリートの上でテントを擦りながら設営したため無数に穴が空いてしまいました。
テントは絶対に擦らないようにしましょう
レクチャーを受けたから立てれるなんてことはありませんからね。人間ですから細かい部分は忘れていますよ…絶対にトラブルが起こると見込んでの保険設営です。
レクチャー中は難しそうな場面を写真に収めておくことをオススメします。例えばポール同士をクロスさせる時にどちらのポールが上側に来るかなど忘れそうな細かい部分を撮っておくとキャンプ当日に見返すことが出来て便利です。もちろんもっしりも撮りまくりました(笑)基本心配性です…
キャンプ場での初張りには予想通りあまり覚えていませんでした。それも想定内で早めにチェックインしていましたが2時間くらいかかった記憶があります..皆さんも一度立てたからといって油断しないように早めにチェックインしておきましょう。
設営時間を把握しておくため
設営にかかる時間をある程度把握しておくとキャンプのスケジュールが立てやすくなります。仮にスケジュールを立ててみましょう。
- チェックイン13時
- 設営開始13時30分
- 設営完了14時30分
- キャンプ飯準備17時
設営時間が1時間であれば設営完了後2時間30分はキャンプ場で遊ぶ時間が確保できることが分かります。
設営時間を把握せずにキャンプ場に向った結果、「設営完了したらキャンプ飯を作る時間になっていて遊ぶ時間がなくなった」なんてこともあるよ!
限られたキャンプの時間を無駄にしないためにも必ずテントの設営にかかる時間を把握した上でスケジュールを立てましょう!
テントを立てる前に注意するポイントと設営NGの場所
テントの設営に自信がついたらあとは現地で設営するのみ。キャンプ初心者のほとんどがオートキャンプ場など整備されたキャンプ場に向う事が多いと思います。もっしりも別の記事で初心者は必ずオートキャンプ場を利用することをおすすめしています。
しかし、オートキャンプ場はどこも有料。もし初めてのキャンプが無料キャンプ場であればテントを立てる前に注意するポイントがあります。
傾斜になっている場所
傾斜になっていることが目視ですぐ確認できる場所は避けましょう。テントだけではなく、テーブルやイスなど全ての荷物が斜めになり決して良い気分はしません。テーブルの上に置いたコップがずれてくることも考えられます。子供の熱いコーヒーが入っていてこぼれたら大変です。
子供が椅子に座っていて傾斜に耐えられず後ろ向き転倒する危険性もあります。頭を打ったら大変です。子供の安心安全のためにも避けるべきです。
何より問題は就寝時。斜めになっている場所では気持ちよく寝られません。もっしりは頭が下になるような寝方をして頭痛がした経験があります。どうしても斜めの場所でテントを設営しなければならない場合は頭を上の方に向けるかまくらを使って高さを稼ぐかなど対策が必要です。枕がない場合は服を入れたカバンを枕代わりにしています。参考にしてみてください。
水はけが良い場所を選ぶ
無料キャンプ場は無料でありながら管理者が必ず存在します。定期的にお手洗いの清掃や芝生を刈るなど必要最低限の整備はされていますが地面が整備されていないことが多い。場所によっては水はけが悪く、テントを設営した後に急な大雨で自分のテントだけが浸水したなんてこともあります。
土のサイトはぬかるみやすく、水はけが悪い場所が多いため芝生サイトや砂サイトを選ぶようにしましょう。キャンプ場に土サイトしかなければ場所の選定が重要です。どうしても良い場所が無ければテントの周に少し溝を掘って水が溝に流れていくようにしましょう。撤収時は必ず元通りにすることをお忘れなく。
窪地や低地は雨水の通り道になっています。必ず確認して避けるようにしましょう。
いくら水はけが良くてもグランドシートを敷いていなければ、床から湿り出してきます。テントを購入するタイミングで必ず購入しておきましょう。天候に関係なくインナーテントを劣化から守る効果もあります。必需品として購入しましょう。
グランドシート購入の際はサイズに気を付けましょう。
グランドシートの選び方については別の記事で解説します。
日陰や木陰を探す
夏など暑い季節は日陰や木陰を探してテントを設営しましょう。砂浜のように影がない場所は灼熱地獄です。暑い季節はできるだけ木が多く木陰があるキャンプ場や標高が高いキャンプ場を選ぶことをおすすめします。
夏の海沿いや日向は熱がこもりテント内はムチャクチャ暑くなります
夜裸になっても暑いくらいです。ほんとに寝苦しいので設営場所選びは重要です!
奥さんがキャンプ初日で寝られなかったら..次のキャンプは無いかも..
木陰では樹脂が上から落ちてくることがあることを念頭に置いてください。もっしりも夏場、木陰に設営して涼しかったのですがテントやペグに大量の樹脂が付着してなかなか取れませんでした。頭上に落ちてくることもありますので注意しましょう。注意のしようがないけど注意しましょうと書いておきます(笑)
川辺は増水の恐れあり
川や湖など水辺の近くは急な雨で増水してテントが流されたり浸水する可能性があります。下流では雨が降っていなくても上流で振った雨の影響で急に水位が上昇することもあります。川が目の前で流れているような場所は避けましょう。川から少し離れてテントを設営します。
子供とのキャンプで急に増水したら逃げ遅れる可能性があります。命に係わることです。必ず安心安全を最優先に行動しましょう。
崖の近く
まず無いとは思いますが崖の近くは避けましょう。小さい子供がいる家族は特に危険です。遊びに夢中になり転落する危険性があります。近くになくとも少し移動すれば崖になっているようなキャンプ場もあります。落ちたらただ事ではありません。ファミリーキャンプでは崖があるキャンプ場は避けましょう。
風の影響
風が吹き抜ける場所は風が強い傾向にあります。テントにも良くないですし、夜中睡眠中に風の音が鳴りやまなかったら寝苦しくなります。テントが飛ばないか不安にもなるでしょう。また、風向きにも注意が必要です。風上にテントの入口がくるように設営するとテントを傷めたり、吹き飛ばされる可能性があります。風を読むのは難しいかもしれませんが意識して設営しましょう。
海沿いのキャンプ場では海からの風を受けることを想定してテントの向きを考えよう!我が家のキャンプ初日の夜中は大雨、大風でテントが飛ぶかと思いました。
外灯近くは虫がいっぱい
地味に便利なキャンプ場の外灯。しかし虫が多く発生する時期は要注意。夜になると外灯に集まってきます。そんな外灯の近くにテントを設営するとテントの近くに虫が集まりやすくなります。奥さんが虫嫌いの場合は第一優先で避けるべき場所です。虫が嫌いな人はハエなど特に人的被害がないような虫でもダメです。特に注意しましょう。
BBQ中にリビングにハエが10匹いるなんてこともありますから気を付けってください
虫除けスプレーは必須ですね
おすすめの虫除けスプレーは別の記事で紹介します。
テントの立て方(設営方法)
立て方を知ったうえでテントを購入し、テントを設営する場所の注意点も理解した。さぁいよいよこれからキャンプ場でテントの設営です。テントによって立て方に違いはありますが、家族用の大型2ルームテントの基本を押さえてもらうために解説していきますね。
設営手順を見て自分でもできそうだなと思えば2ルームテントの設営は大丈夫です!
あ、ちなみに家族用テントは120%大型2ルームテントをおすすめしているため、設営方法も大型2ルームテントに合わせています。
余裕が出るようになれば子供の経験や教育のためにも一緒に立てるといいですね
完成写真を確認しよう
まずはテントの箱や説明書にあるテントのイメージ図を見て完成図をイメージしましょう。「こんな感じになれば良いんだなぁ」くらいで大丈夫です。「今から設営開始するぞ」と気持ちの切り替えにもなります。
手順①部品を出しておく
まずはテントが入っている袋から全ての部品を取り出して種類ごとにまとめます。設営しながら必要な部品だけを出していると部品を探しながらの設営になりイライラすることも。始めからキレイに別けておくと必要な部品がすぐに使えますよ。
子供に種類別に並べてもらいましょう。これもりっぱなキャンプでの遊びです。
手順②フライテント(テント本体)を広げる
全長6m程ある大きなテントをできるだけきれいに広げます。適当に広げた状態で作業を進めてしまうとポールがテント下のピンに届かず差し込めない場合があります。
スタンディングテープ(テント底にあるケーブル)が外れていないか確認しておく
外れていたら上手く立ち上がりません
手順③寝室のポールを差し込む
大型2ルームテントは寝室とリビングに別れています。まずは寝室側からポールを2本クロスするように差し込んでいきます。
寝室とリビングに別れていることが家族にオススメする最大のポイントなんです。
必ずスリーブ(ポール差込口)先端の分厚い部分を持ち、ポールを押しながら差し込みます
手前に引くように差し込んでいくとポールが途中で抜けてしまいます
このパートも子供でもできます。一緒に楽しみながら設営してくださいね♪
手順④アシストクリップ(ポールを固定するクリップ)にポールを3本差し込む
ポールをクロスに差し込めたらポールの先端が計4カ所あります。4カ所の内3カ所のポールの先端にアシストクリップを差し込みます。アシストクリップはテントの底部分にあります。差し込むことでテントを立ち上げる時にテントが自立してくれます。
この時テントをしっかり広げておかないと2カ所しか差し込めないエラーが発生します。他の場所でテントが無理に引っ張られてしまっているから届かないんです。
我が家のテントのポールは変形しすぎて3カ所は不可能ですが..
1人で無理に設営するとこうなりまのでお気をつけください..
手順④寝室側立ち上げ
ポールをアシストクリップに差し込んだら早速寝室側から立ち上げていきます。
【立ち上げの注意点】
・パパ1人で設営せずママにもサポートしてもらいましょう
・ママはパパの対角側でポールを持って立ち上げのサポートをします
・パパはポールがクロスしている辺りを持ち、床から1m程持ち上げます
・アシストクリップに差し込んでいないポール側のスリーブ先端を持ちながらポールを押し入れると立ち上がっていきます
最後の1本もアシストクリップに差し込みます。これで寝室は自立します。
手順⑤フックをポールに引っかける
寝室の各4カ所の角にあるフックをポールに引っかけます。ここも子供の出番です。全部取り付けてもらている間にパパは次の準備をしましょう。
手順⑥リビングも寝室同様に立ち上げる
リビングも寝室同様に立ち上げます。テントの種類によってはリビングのみクロスに差し込み、寝室は1本という場合があります。こちらは1つの設営例とお考え下さい。
手順⑦テントを地面に固定
立ち上げが完了したら説明書の順に沿ってテントを地面に固定していきます。
ペグダウン(テントを地面に固定)する時はテントのジッパーを全て閉めた状態で行います
開けた状態でペグダウンすると、テントを引っ張りすぎて閉まらなくなります
テントを購入したらペグとペグハンマーが付属されています。子供にもペグダウンさせてあげましょう。テントを固定するのはなく、別の場所で遊んでもらっても楽しいですよ♪
我が家はキャンプ場に着いたら子供2人にペグとペグハンマーを取られます
付属品を渡してサイト内で遊んでもらってます
ペグハンマーとペグのおすすめは別の記事で紹介しています。
手順⑧グランドシート設置
インナーテント(寝る部屋にあたるシート)の下に敷くグランドシートを設置します。
グランドシートをのおすすめは別の記事で解説しています。
テントにあるリングにグランドシートのフックが届きにくい場合はリング側にあらかじめ100均などで購入したフックを取り付けておくと作業しやすいです
手順⑨インナーテントの設置
インナーテントを設置していきます。インナーテントもフックがやりにくい場合は事前にリングにフックを取り付けておくと作業しやすいです。ここも子供の出番ですね。失敗してもやり直せば良いだけです。積極的に手伝ってもらいましょう。
手順⑩ガイロープを地面に固定
テントに付属しているガイロープ(テント固定用ロープ)を地面に固定してテントの強度を上げます。
手順⑪お好みでキャノピーを張りだす
日差しを避けたい場合はキャノピーを張りだします。テントの種類によってはない場合があります。
手順⑫スタンディングテープを外しても良い
最後にスタンディングテープが気になる場合は外します。テントを撤収する時には必ず取り付けることを忘れないようにしましょう。次回設営時に必要になります。
テント撤収のポイント
撤収方法にも触れておきます。撤収は設営と反対の手順で作業するだけです。
撤収のポイント①テントの外側拭き取り
テントは季節に関係なく夜露や朝露の影響で濡れています。雨が降った場合はなおのこと。朝起きたらまずはテントの水分を拭き取りましょう。
撤収のポイント②早めの乾燥作業
朝食を食べたら2泊しない限り撤収作業に取り掛かります。できるだけ早起きして朝食を済ませ、撤収作業を開始します。フライシートの各ジップを開放して風通しを良くします。グランドシートは季節に関係なく水分が多く付着しています。外の空気に触れさせて乾燥しましょう。
撤収のポイント③テントの中を清掃
夜は暗くて見えないかもしれませんが、外の砂や草がインナーテント内に侵入していることが多くあります。手作業で取り除くのは大変なので電動のコンパクト掃除機で清掃しましょう。
撤収のポイント④インナーテントの乾燥
朝はテントを反対にして乾燥している光景をよく見かけます。テントをそのままの状態でクルンとひっくり返せるテントの場合に多く見られますが、家族用大型2ルームテントのインナーは物理的に難しいため壁や木など、引っかける場所があれば乾かしましょう。
撤収のポイント⑤アシストピンを抜く時の注意点
ペグを全て抜いてアシストピンを抜く時、テントが一気に崩れる恐れがあります。周りに子供がいないか確認してからアシストピンを抜くようにしましょう。
撤収のポイント⑥ポールは押して抜く
ポールを抜く時は差し込むときと同じく押して抜きます。手前に引っ張ると抜けてしまいますからね。
撤収のポイント⑦ポールの畳み方
ポールを畳む時はセンターから抜いていきます。端から順に抜いた方が簡単に思うかもしれませんがポールの中にあるゴム紐に大きな負荷がかかったまま収納されてしまう事なります。センターから抜いていくことで均等に負荷がかかりゴムひっもの劣化を防ぐことができます。
撤収のポイント⑧テントの畳み方
新品の時の折り目に沿って折りたたみたいところですが、これはかえってテントの生地を傷めることになります。折り目を少しずらすなど工夫して折りたたみましょう。
テントを折りたたんでいく時は空気が抜けにくい方から抜けやすい方に向ってクルクルと畳んでいきます。反対に向って畳んでいくと空気がぬけないなんてことになります。そんな経験1度はしたことありますよね。
撤収のポイント⑨テントはカバンの大きさを考えて折りたたむ
テントは購入した時ほどきれいに折りたためません。ですが、最低でもカバンに入るくらいコンパクトに収納したいものです。テントを折りたたむ前にカバンの大きさを把握しましょう。カバンに合わせて折りたたみます。
撤収のポイント⑩帰宅後洗う
帰宅後はなるべく早くテントやグランドシートを洗います。庭がある方は庭で洗います。庭がない場合は風呂場で洗う人もいます。
乾燥が一番の課題ですが庭かベランダで乾かします。
まとめ
テントの立て方を知ってから購入することをおすすめしました。どんなテントを購入しても設営することはできます。しかし、設営がストレスになるのではせっかくの楽しいキャンプが台無しです。自身に合うてんとかどうかを事前に確認した上で購入しましょう。
キャンプ初心者にはオートサイトをおススメします。理由は何をするにも移動距離が短いからです。オートサイトであれば地面などの状況の心配をする必要がありません。しっかりと整備されているからです。もし、無料キャンプ場など整備が行き届いていない場所を利用する場合は様々な事を想定して設営場所を決める必要があります。
テントの設営方法についてはテントの種類によってことなるため1つの例として紹介しました。この設営方法を確認して設営できそうならおそらくどの大型2ルームテントも設営できます。ただ、設営には1時間以上かかることを想定してキャンプのスケジュールを立て、楽しいキャンプライフを過ごしてください。
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