穴吹川の下流にある穴吹町「市ノ下」の河川敷で2泊3日のキャンプをしてきました。
穴吹川は日本一美しいといわれる清流で、夏には川遊びする人で賑わう超人気な川遊びスポットです。
徳島県民だけの利用ではなく、他県からも訪れるほど超人気スポットです。
穴吹川は4か所の川遊びスポットがあります。
下流(河川敷)
中流(天神の瀬)
中流(二又の瀬)
上流(白人の瀬)
今回は下流(河川敷)の紹介です。
降りるところを間違えないように!
山に向かう(南へ)川沿いの細道から穴吹川に向かって降ります。
降り口には「河川敷」という看板ではなく「ふれあい広場」という白い看板があります(下の画像参照)
少しわかりにくく降り口に迷うかもしれません。
「ふれあい広場」の白い看板を右斜め前に進みましょう。
※ふれあい広場の駐車場までは対向車を交わすスペースはありません。
そのまま真っ直ぐ進むと右側にふれあい広場の駐車場があります。
ここに駐車して歩いて川まで向かう人がいますが、荷物を持っての移動は、川までの距離と下にゴロゴロと大きめの石が敷き詰められていることからかなり辛いです。
この先の坂を下りることができるノーマル車であれば、テントを設営する位置まで車で移動しましょう。
坂を少し降りた先に対向車を交わせるスペースがあります。
安心して降りてください。
ただ、スロープから平坦な道になるところの境目で、車のバンパーの底を擦る覚悟は必要です。
100%一旦停止してブレーキを離しながら徐行するくらいが調度良いですよ。
アクセルを踏むとバンパーがバキバキに…
これは登りも同じです。お気を付けください…
我が家の車の傷は全部河川敷でやられてます涙
ワンボックスでも超お気をつけください。
下の画像の黄色線部分はかなりの段差がありますのでハンドルを切るタイミングが早いと、車の底がつっかえてしまいます。
出来るだけ正面の岩ギリギリに沿うように大きめに回るようにしましょう。
それでも後輪は内輪差で多少「ガタン」となります。
車高が低い車はここが一番危険です。
私がこの穴吹川河川敷を利用した時は、車高が低い車は1台も見当たりませんでした。
車高が低い車はふれあい広場の駐車場を利用しましょう。
※駐車場は10台分程しかありません。土日祝日は早朝から起きて向かうようにしましょう。
穴吹川河川敷到着です。
テントを設営する位置はどこでもOK
キャンプ場ではないためテントを設営する位置はどこでもOK。
自身がどう楽しむかによって決めれば良いでしょう。
①マッタリ派は山沿いがオススメ
②川遊び満喫派は川に近い位置がオススメ
画像左奥の白い車が駐車している並びが山沿いでマッタリ派にオススメ。
画像中央の車が2台駐車しているあたりは川遊びを満喫したい人にオススメ。
川への行き来が多くなる人は川から近い位置が良いでしょう。
山沿いと川沿いのメリットデメリットを紹介します。
それぞれにメリット、デメリットがありますので楽しみ方で選びましょう。
私は夜を考えて、お手洗いが近いことを優先して山沿いにしました。
付属ペグでのペグダウンは厳しい
テントやタープに付属しているシルバーの細くて短いペグでは、石を貫通しないため奥までささらないかもしれません。
私はスノーピークの鍛造ペグ、ソリッドステーク30cmを活用しました。
それでも砕けない石があるため、クロスにしてペグダウンした場所もありました。
25本くらい使ったと思います。。。
地面はムチャクチャ硬い場所もあればスッと打ち込める場所もあります。
数センチずらしただけでも地面の柔らかさが変わります。
ペグダウンは力技になるのですが、意外に地面の締まりが悪く、手でも抜けてしまう事があります。
そのため、四本足のタープを設置して川遊びを楽しむなら必ずペグダウンだけではなく、ガイロープも利用しましょう。
私はこの河川敷で1度タープをひっくり返されたことがあります。
けっこう風が当るのでタープの固定は必須ですよ!
先日利用した時は数グループのタープが飛ばされていましたよ。
車に接触したら大変です。
暗黙の車道を見極めろ!
河川敷では大きめの石がゴロゴロしています。そんな中に車を突っ込んでいったら、タイヤがスリップして抜けられなくなることも。
一回のキャンプで一台はハマって動けない車を見かけるから本当に注意が必要です。
実は2023年の夏、もっしりもハマって動けなくなりました(笑)
でも大丈夫!皆それを承知で来てるから、周りが車を押してくれるんです(笑)
慣れないうちは河川敷入口のスロープがある壁際でテントを設営することをおススメします!
壁に沿って上流に向かう地面は比較的石が小さいため走りやすくなっています。
地面の石の大きさを見ながら徐行して進みましょう。
我が家は壁際でしかテントを設営しません。
ここはお手洗からも近くて便利なんですよね♪
川沿いだと、川までの距離が近いため便利なのですが、大きい石が多いため、ちょっとスリップするリスクなりかもです。
穴吹川下流の河川敷での川遊びスポットを紹介
穴吹川下流の河川敷での川遊びスポットを紹介 していきます。
河川敷だからといっても場所によっては川の流れがかなり速い場所もあります。
中流の天神の瀬(リバーサイドしでの屋)よりは間違いなく流れが速いです。
①岩から飛び込みを楽しむ
②魚取りを楽しむ
③川の流れを楽しむ
④流されて楽しむ
⑤橋の下で飛び込みを楽しむ
①岩から飛び込みを楽しむ
一番人気の飛び込みスポット。
青線が少し高い位置で2m50cmくらいからの飛び込み、黄線が低めの2mくらいの飛び込み位置です(高さは体感です)
青線の方が高い位置なのですが飛び込んだ先の川の深さは1mくらいなので大人の方は辞めておきましょう。
浅すぎて危険かもしれません。
黄線は180cmの私のあごくらいの深さなので160cmくらいでしょうか。
私でも安心して飛び込めました。
7月に利用した時は青の場所の水深は大人の腰くらいでした。
黄色下の水深は腰上です。
ダムからの放流状況によって深さがだいぶ変わるのかもしれませんね。
3歳の私の息子はライフジャケットを着て1人で登り、1人で飛び込みました。
1歳からプールに通っているおかげで川遊びを満喫しています。
岩の真下は流れがありませんでした。
飛び込んでいる子供は9.5割が小学生で、高学年が多い印象です。
飛び込む時は必ず下に人がいないか確認してくださいね。
岩の真下で停滞するとKY状態になるので速やかに移動しましょう(笑)
この岩から上流に10mほど移動すると少し深い場所があり、ここでは手のひらサイズくらいの魚が泳いでいることも!
水中眼鏡を着けて魚を探してみてください。
けっこう楽しいですよ!
②魚取りを楽しむ
岩の飛び込みスポットから北に下るとすぐに足首くらいまでの浅いエリアがあり、ここで小魚が沢山たわむれています。
小さい網などで救うと楽しいです。
捕まえたら早めに逃がしてあげましょう。
③川の流れを楽しむ
魚取りスポットの調度横程の位置は河川敷で一番流れの速い川下り?スポットです(画像真ん中の白い場所のみ)
明らかに濁流っぽい雰囲気の場所が一か所だけあるので見れば必ずわかります。
私は歩いて中心部まで向かいましたが川の流れに対して横向きになり川の抵抗を少なくした状態で立つのが精いっぱいです。
川の流れの方向に向こうものなら瞬時に流されます。
実際に流されてみましたが、深い場所では1m程はありそうですので、足と地面の石との接触を気にしなくて良さそうです。
濁流のピークを越えた先には石が並んでいてお尻を強打しました。。。
自然の力には抵抗できません。。。
④流されて楽しむ
濁流の先も流れが早く、上手くバランスを保てません。
流されて楽しみましょう。
元の位置に戻るには川から上がって歩く必要があります。
歩くのが少し面倒です。
流れのままにクロールを楽しむとオリンピック選手の気分を味わえるか!?
めちゃくちゃ速いです(笑)
⑤橋の下で飛び込みを楽しむ
2つ目の飛び込みスポットは流された先にたどり着く橋の下です。
岩から飛び込むのは怖いと思う小学校低学年くらいの子供が、飛び込みの練習をするのに最適です。
高さ1mくらいしかないので練習に最適ですね。
端の下の水面から少し出た〇の部分から飛び込みます。
川遊びスポットまとめ
楽しめるスポットは沢山あります。
どこで楽しむかによってテントを立てる位置を決めましょう。
メインで遊ぶ位置からテントの位置がかなり遠かった・・・と後悔することのないように。
お手洗いの紹介
ボランティアの方が早朝から一時間くらいかけて入念に清掃していました。
川遊びシーズンはトイレットペーパーの予備がなくなるのが早いので持参しましょう。
土曜日の夕方にはありませんでしたが、日曜日には補充されます。
※洋式がありません。
お手洗い内には虫が一匹もいませんでしたので快適に利用できました。
夜は消灯しているので入口のスイッチをオンにして利用しましょう。
その後は時間が経過すれば消えます。
お手洗いへは専用?の階段を利用します。
河川敷入口のスロープより北で遊ぶ人は、スロープから上がっていくことになります。
階段の幅は広いのですが、階段までに草が沢山生えています。
1か所だけ画像のように通路がありますのでここを通りましょう。
※この通路をふさがないように場所取りしましょう。
階段を登りきると左にお手洗いがあります。
手洗い場紹介
私はここで20ℓのタンクに水をくみ、テント横に配置しました。
お手洗い奥にも大きめの水道があります。
ふれあい広場
長いローラー滑り台が設置されている広場。
しかし、私が確認した日は利用中止になっていました。
滑れるとしても、ここから上まで登るのではなく、道路を登っていくことになります。
子供が利用するので、大人も滑り台入口まで付いていかなければなりません。
道路を小さい子供一人で歩かすわけにはいかないですからね。
夜は車で2分の場所にある「清月屋敷」で日帰り展望風呂を堪能しよう
川遊びを堪能した日の夜は、ふれあい広場(河川敷)入口を通過して車で2分程のところにある「清月屋敷」という宿泊施設の展望風呂を堪能しましょう。
詳しくは清月屋敷のホームページをご覧ください。
展望風呂は大人600円、小学生以上300円で利用できます。
別記事で「清月屋敷」の紹介をしますが、実はこの「清月屋敷」、2021年3月にリニューアルオープンしたばかりなんです。
だから館内はとってもきれい。
さらに、7月1日にはオートキャンプ場を併設しました。
お風呂上りには300円のかき氷をいただき大満足。
インスタをフォローすると200円で食べられます。
【かき氷の味】
・いちご
・メロン
・レモン
・ブルーハワイ
私は初日にいちご、2日目にレモンをいただきました。
インスタをフォローして200円×2回の400円でおいしいかき氷をいいただけて文句なしです。
まとめ
キャンプ場ではなく、基本日帰りで川遊びを楽しむ場所です。
お気に入りの場所を取りたければ早朝から向かいましょう。
日曜日は7時くらいからパラパラと車が入ってきました。
昼前には好きな場所は空いていないと思った方が良いでしょう。
お手洗いが和式のみというところ以外は文句の付け所がない川遊びスポットです。
私は8月末にこの穴吹川下流の河川敷でキャンプを楽しみました。
昼間は34度程でも夜には25度と夜はTシャツ一枚、もしくは裸で外でBBQができる程涼しかったです。
暑さで寝苦しいことは無く、朝方は軽く羽織る薄い毛布があると良いでしょう。
もちろん夏用シュラフでもかまいません。
キャンプ場ではないためか、土曜日にも関らずキャンプを楽しんでいるのが10組くらいしかいませんでした。
私からするとまさに穴場と言えます。
毎年1回はこの穴吹川下流の河川敷でキャンプを楽しむことにします。
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