焚き火の必須アイテム!火ばさみ(トング)おすすめ7選【家族が使うならどれ?】

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  • 焚き火に必要な道具
  • 火ばさみの種類や選び方
  • 家族で使う火ばさみのおすすめ

火ばさみは炭や薪をつかむ時に必要な道具。火ばさみとトングの違いがわからずつかめればよいと考えて購入する人は多いと思います。火ばさみとトングは大きく違いがあります。間違って購入すると使いにくい場合があるため違いを知っておきたいものです。

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大人だけではなく子供も使いやすい火ばさみを選んで火育を楽しんでみてください。

焚き火で使う火ばさみとトングの違い

火ばさみとトングの違い

キャンプでは昼のバーベキューや夜の焚き火、翌日朝に焚き火と火を扱う時間が長いもの。そこで必要なのが火ばさみです。火ばさみは薪や炭を掴んだり地面のゴミを拾う時に使います。火ばさみはゴミばさみやトングとも呼ばれます。

一見火ばさみとトングは同じもののように見えるが用途や長さが違う。

火ばさみ

・火ばさみはトングに比べて柄が長く先端まで同じ太さになっている。V字や文房具のハサミのような形状をしている商品が多く、柄が長いのが特徴。先端がギザギザになっていて薪や炭、地面のゴミなどがつかみやすくなっている。重量がある薪や炭をつかむため丈夫に作られている。

トング

トングはバーベキューなどで肉や野菜をつかんだり調理するために使用する。火ばさみに比べて柄が短く、食材をつかみやすいよう、本体がV字型で先端が柄より大きく平らになっているのが特徴。食材が滑って落ちないように凸凹加工がされていたりシリコンが使われている商品もある。

焚き火には火ばさみ(トング)が必要な理由とメリット

火ばさみが必要な理由

火ばさみはいつどんな時に使うのか。火ばさみが必要な理由と使うメリットを紹介します。

手を汚さず薪や炭をつかむ

炭や薪は消耗品なので長時間使用する場合は追加する必要がある。素手や軍手で持つと手を汚してしまい、手洗いの手間が増えるし衛生的にも気になりますよね。

火傷の危険性が低い

薪や炭を使うために使用する火ばさみ。火が付いた熱いコンロや焚き火台の中にある薪や炭を移動させたり追加したりする時に使用するため火傷が心配になる。火ばさみはトングに比べて長く、掴みやすい設計になっているため火傷の危険性が低い。

もっしり
もっしり

100円ショップやホームセンターの安くて薄いタイプは先端がすぐに外側に曲がって使えなくなるから丈夫な火ばさみを選ぼう

炭や薪を持っている時に変形したら大変だ

焚き火シートに落ちた火の粉を拾う

焚き火では薪がはじけて焚き火の外に火の粉が飛ぶこともある火の粉を素早く拾わないと焚き火シートに穴が空いてしまうため火ばさみで素早くつかんで焚き火の中に入れます。

焚き火シートのおすすめは別の記事で解説しています。家族用の選ぶ基準も解説していますので合わせてご覧ください。

ゴミ拾いに便利

キャンプ中や撤収後に地面に落ちているゴミを拾うのに火ばさみを使います。地面に落ちたゴミを拾ったあとは手を洗いたいと思うもの。サイト内に炊事場があれば良いが、遠い場合は面倒に感じる。普段は手でゴミを拾う人でも雨で地面がジュクジュクの状態でゴミを拾う時は火ばさみを使いたいと思うはず。

広いサイトに落ちたゴミをかがんで拾うと腰に負担がかかる。火ばさみは柄が長いため腰の負担を軽減してくれる嬉しいアイテムなんです。

焚き火で使う火ばさみ(トング)の種類

火ばさみの種類

火ばさみはどれも同じように見えるかもしれませんが、素材や大きさなどに種類があります。選ぶ時に重要な種類を紹介します。

素材・材質

火ばさみの素材にはスチール、ステンレス、アルミの3種類があります。

スチール

スチール製は耐火性と耐久性に優れているが重量があり値段が高額。使い込むほど味がでる。さびやすいため結露が気になる季節に一晩放置してしまうとサビる可能性がある。焚き火が終わったあとはテント内にいれるなどサビ対策が必要になる。
子供には少し重たく感じるため大人専用になりそうです。

もっしり
もっしり

暑いダッチオーブンを引っかけて移動させたりフタを開けるするのにも使えるよ

ステンレス

ステンレス製は表面にクロムと呼ばれる皮膜をコーティングしていることでサビにくい。軽量で値段が安価なのも特徴です。子供が扱いやすいため火の扱いを体験させて火育したい家族はステンレスがおすすめです。

アルミ

アルミ製は軽いためンバックパッカーなど軽量でキャンプを楽しむ方におすすめ。ただ主流ではないため種類が少ないのがデメリット。

先端や持ち手の形状

火ばさみにはV字型とハサミ型、箸型の3種類の形状がある。

V字型
V字型

常に開く方向にバネの力が働いているので、キャンプ初心者でも扱いやすい。キャンプだけではなく地域の清掃などでも使われていて誰でも1度は使ったことがあるタイプ。シンプルな構造で安価、使いなれていることからキャンプ初心者にはおすすめです。

ハサミ型
ハサミ型

てこの原理を使ってつかむタイプ。重い薪を少しの力で持てるため力に自信がない方でも心配ありません。V字型に比べて変形しにくいため長期的に使いたい方にはおすすめです
ただ、物をつかむのも離すのも自分の意思で手を動かす必要があり、扱いにコツが必要です。キャンプ初心者だと薪をつかむのに一苦労なんてこともあります。

箸型

先端が普段使っている箸のように細くなっているタイプ。細かい炭や焚き火シートに飛び散った火の粉がつかみやすい。大きめの炭や薪はつかみにくいため2本目の火ばさみとしては良いです。

ハサミ型は先端が細く小さいためかなり慣れが必要です。
カッコいいからといって見た目だけでハサミ型を購入すると使いにくく後悔することもあります。キャンプにハマっていないママも使用するなら普段から使い慣れているV字型を購入しましょう。ハサミ型は上手く扱えずストレスが溜まってしまいます。

もっしり
もっしり

パパしか使わず慣れたいという場合はカッコ良いハサミ型が良いですね

ママや子供も使うなら間違いなくV字型が良いですよ

長さ

家族で使う焚き火台は40cm程とサイズが大きいので炎も大きくなりがち。短いタイプだと熱くて薪が焚べないことがあります。火ばさみにも30cm程の短いタイプがありますが40cm以上の長いタイプだと安心です。心配な場合は耐熱グローブを持っておくと安心です。

耐熱グローブのおすすめは別の記事で紹介します。

家族用におすすめの焚き火台は下の記事で紹介しています。家族用はサイズと形状が重要なポイントですので間違わないように選びたいですね。

伸縮や折りたたみ式

火ばさみには折りたたみ式もある。家族におすすめする火ばさみは40cm以上とながく、ケースから飛び出て持ち運びにくいことがある。コンパクトに収納したい方はチェックしてみてください。

焚き火で使う火ばさみ(トング)の選び方

火ばさみの選び方

火ばさみの基礎知識を理解したら今度は選び方について解説します。選び方に失敗すると使いにくく後悔することがあります。

重量

子供に火育させたい場合は火ばさみの素材で一番軽いステンレス製が良いでしょう。大人だけが使用する場合は丈夫なスチールがおすすめです。どんなキャンプスタイルにしたいのかによって選ぶようにしましょう。

耐火性・耐久性

耐火性と耐久性に優れているのはスチール製。擦込重みはあるが焚き火での使用で劣化しやすい火ばさみはできるだけ丈夫な方が良い。

形状

キャンプ初心者には普段から使い慣れているV字型をおすすめする。つかむ時だけ力を入れ、離す時は力を抜くだけだから誰でも簡単に扱える。ハサミ型は慣れるまで力の入れ方がわからず薪を1つつかむだけでかなり苦戦するでしょう。

もっしり
もっしり

もっしりはハサミ型を使用しているけど正直まだ慣れたとは言えません

まだ時間がかかりそうです…

ハサミ型のもう一つのデメリットは指が痛くなることです。つかむ時も離す時も力を使うため持っている指が痛くなります。これも慣れが必要です。

長さ

家族用は40cm以上がおすすめです。焚き火台が大きいため炎が大きく短いと火傷の危険性があります。

デザイン

全体がスチールやステンレスでデザインされているタイプは持ち手が木製でオシャレなタイプがあります。デザインは好みで選択しましょう。

焚き火で使う火ばさみ(トング)V字型おすすめ4選

V字型おすすめ

【snowpeak】火ばさみ

キャンプ道具で最も有名で質の高いsnowpeakの火ばさみ。V字型の火ばさみの中では高額になりますがキャンプ初心者でも手が出せる価格帯なのでおすすめです。憧れのsnowpeakを手に入れましょう。持ち手は木製でオシャレです。先端だけではなく側面もギザギザになっているので炭や薪がつかみやすくなっています。

材質ステンレス
形状V字型
長さ40cm
重量200g
スペック

【Coleman】ボンファイアーツールセット

キャンプ道具で有名なColemanから火ばさみとショベル、火吹き棒、そして収納ケースのセットがあります。ショベルを単品で購入する人は少ないかもしれませんが、灰を拾うのにあるとかなり便利です。火ばさみは収納に困るのですが収納ケースがセットになっているのは嬉しい。しかも素材は火が燃え移りにくいコットンです。さらに火吹き棒にもケースが付属されています。

材質
形状V字型
長さ52cm(ショベル52cm)
重量680g(ショベル400g)
スペック

【キャプテンスタッグ】火ばさみ2WAY

ダッチオーブンの蓋が開けやすいかぎ爪フックが付いた2WAYの火ばさみ。持ち手は握りやすい木製を使用。安価な商品を探していてダッチオーブンを使う家族にはおすすめです。

材質ステンレス
形状V字型
長さ49cm
重量220g
スペック

【belmont】UL火ばさみ

細身でスタイリッシュなアルミ製火ばさみ。先端がコの字になっているから大きな薪でもつかみやすい。可動部にはバネ材を使っているからヘタれることなく長持ちするのは嬉しい。先端を少しずらすと細い薪でも簡単につかめる。先端がかぎ爪になっているからケトルなどを持ち上げることもできる。長さが33cmと短めなので耐熱グローブがあると安心して使える。

材質
形状V字型
長さ33cm
重量70g
スペック

焚き火で使う火ばさみ(トング)ハサミ型おすすめ3選

ハサミ型おすすめ

あまりおすすめはしていませんが見た目ができるキャンパーっぽくてカッコ良いので見た目重視の方はご覧ください。

【belmont】UL火ばさみ

持ち手が木製で特殊な形をしたオシャレ火ばさみ。最近では斧やナイフなどにも似たデザインが使われているから上級者感が増すアイテムです。柄がナイフなどと同様にシルバーだから高級感が伝わってくる。見た目重視の方にはおすすめです。

材質ステンレス
形状ハサミ型
長さ42cm
重量200g
スペック

【テオゴニア】ファイヤープレーストング

ブラックで無骨感がある火ばさみ。キャンプ道具のレイアウトが野営感のある雰囲気ならブラックが映える。

材質スチール
形状ハサミ型
長さ42cm
重量390g
スペック

【深山麓】アイアンファイヤートング

ハサミ型で個人的におすすめなのはこれ。はさみ型なのでスプリングが付いているからV字型と同じく扱いやすいためです。ハサミ型でバネが付いているなら初心者にもおすすめできます。バネ式は基本開いた状態で収納することになるが、ハンドルストッパーが付いていて、持ち手に引っかけると閉じた状態で収納できる。キャンプ場で使わない時はハンドルストッパーを使って吊っておくこともできる。

材質
形状ハサミ型
長さ47cm
重量450g
スペック

焚き火で使う火ばさみ(トング)と合わせて持っておきたいキャンプ道具

火ばさみと合わせて持っておきたいキャンプ道具

焚き火台

家族で使う焚き火台は40cm程と大きいサイズになる。子供の火育を楽しみたいなら薪を焚べやすいタイプがおすすめ。子供でも利用しやすい焚き火台を下の記事で紹介しています。キャンプの楽しみを子供に知ってほしい方は一度ご覧ください。子供目線で記事を執筆しています。

焚き火シート

地面が芝生の場合、高温になる焚き火では地面から焦げてしまう。地面へのダメージを防ぐために焚き火シートは必須アイテムになります。直火OKなキャンプ場では必要ありませんが、ほとんどのキャンプ場では地面が芝生になっています。焚き火台のサイズに合わせて購入する必要があります。下の記事で詳細をご覧ください。

ファイヤースターター

焚き火で使う火ばさみ(トング)でキャンプをもっと楽しむ!

炭や薪、地面のゴミをつかむ時に使用する火ばさみ。最近のキャンプでは炭を使う機会が減ったため主には重たい薪をつかむ時に使用する。子供と火育を楽しみたいなら軽い素材のステンレス製がおすすめです。小学生など力がある子供なら丈夫な鉄なスチールでも良いでしょう。普段の生活で火を見る機会がなくなりました。キャンプは火育できる絶好の機会です。この機会に火の怖さを教えてあげましょう。

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