- 子供に最適な寝袋ってあるのかな
- キャンプで快眠したい
- 寝袋のおすすめを教えてほしい
外で寝たことがないキャンプ初心者は夜中や早朝がどれほど寒くなるのか身体で感じたことがないと思う。早朝から仕事に向ったり一時的に外に出て感じる寒さと1日中外にいる寒さはまったく違う。寒さを知らずに適当にシュラフ(寝袋)を購入すると夜寒くて眠れず後悔する可能性が高い。寝袋はキャンプを楽しむシーズンによって種類や必要枚数が異なるのです。


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- シュラフの種類
- 選ぶポイント
- 家族には大きな封筒型がおすすめな理由
- 家族に最適なシュラフのおすすめ
シュラフ選びに失敗すると寒すぎて夜寝付けず、翌日のキャンプが楽しくなくなってしまいます。家族が選ぶべきシュラフを知ったうえで失敗しないシュラフ選びをしましょう。我が家みたいに子供2人が風邪を引いて幼稚園を休む結果にならないためにも…


シュラフに2人用や4人用があること自体知らなかったんです…
温度表記も見ずに購入してしまいました…
まだシュラフを購入していない家族は今出会えて良かったです♪
シュラフ(寝袋)とは


シュラフとは簡単に言うと寝袋のこと。袋状になっていて、中に身体を入れて睡眠します。布団の代わりに利用します。夏以外の涼しい季節には必要不可欠な道具です。シュラフは夜睡眠するタイミングで使用します。
キャンプでの夜は思っている以上に冷え込みます。夏でも山など標高が高いキャンプ場の夜中や早朝は意外に涼しくなります。普段自宅で冷房を付けたまま睡眠するから山でも大丈夫と思っていたら以外に涼しくてびっくりしたということもあります。


小学生時代、毎年お盆になると親戚が集まり山でキャンプを楽しんでいたけど、夜や朝方はトレーナーを着ていたくらい涼しかったんです
家族用の大型2ルームテントではインナーテント(寝る部屋)の中でシュラフを布団代わりにして睡眠します。シュラフは身体全体を包み込むため、地面がゴツゴツしているサイトでも重宝します。
しかし、シュラフの厚みだけではどうしてもゴツゴツ感を身体で感じてしまうため別で販売しているインナーマットなどシュラフの下に敷くマットを購入することをおすすめします。
インナーマットについては別の記事で解説します。
家族におすすめのテントは【家族キャンプ】初めて買うテントは絶対2ルームテントがおすすめな理由とおすすめテント11選で紹介しています。結論、家族は大型2ルームテント(寝室とリビングが一緒になったタイプ)一択です。理由も合わせて解説していますのでぜひご覧ください。
シュラフの種類


シュラフには3種類の形があります。
- 封筒(レクタングラー)型
- マミー型
- 人間型
封筒型
名前の通り封筒のように縦に長い形をしたシュラフです。サイドにジップが付いていて開けると広がり、普通の布団のように使用できます。夏など暑い季節にお腹にかけて寝たり、足だけにかけたりする使い方ができます。
素材が化繊なので収納時に大きくなる傾向にあります。荷物がかさばるのはデメリットと言えます。保温性は低く冬には向いていません。
ファミリーキャンプではこの封筒型で2人もしくは4人が一緒に入れる大きさをおすすめしています。
マミー型
体の形状に合わせたシュラフで、姿がミイラを意味するマミーに似ていることからマミー型と呼ばれています。中に入るとギュッと密閉されているため体温を逃がすことなく暖かいのが特徴です。封筒型より確実に暖かいです。そのため夏には適していません。肌寒い季節の春や秋、真冬に最適なシュラフです。
かなり密着しているため身動きが取りづらいのがデメリットですが。しかし冬のキャンプでは寒さをしのぐほうが優先です。
人間型
人間と同じ形をしていて腕も足もあります。宇宙服のようなイメージですね。シュラフに入ったままテントの中を少し移動したり外に出ることができる優れもの。種類が少なく、これまで外で人間型のシュラフを使用している人は見たことがありません。
中綿の種類


中綿の種類は2種類あります。
- ダウン
- 化繊(科学繊維)
ダウン
ダウンは自宅の布団で利用してる方が多いと思います。空気を含んで大きくなるので保温性が高く、さらにコンパクトなのが特徴です。ただ、その分高額になる傾向があります。コンパクトに収納できるため荷物が多くて困る冬キャンプには最適です。
ダウンは水に弱くカビが生える場合があります。使用した翌日は汗や結露などで湿っているため朝起きたら風通しが良い場所に干しておきましょう。
化繊(科学繊維)
化繊は封筒型のシュラフに多く、ダウンに比べて収納性や保温性は劣ります。その分安価な商品がたくさんあります。お金をかけたくない場合は化繊を選ぶと良いでしょう。
ファミリー用シュラフを選ぶポイント


温度表記
シュラフの温度表記はファミリーだけではなくソロ(1人)やデュオ(2人)などどんなスタイルのキャンプでも最も重要なポイントです。選び方に失敗すると寒すぎて寝れないなど最悪の事態になりかねません。
夏など暑い季節のみキャンプを楽しむ場合は薄いタイプやタオルケットで問題ありませんが、寒い冬にキャンプを楽しむ場合は「快適温度」と「下限温度」、「限界温度」を必ず確認してから購入しなければなりません。メーカーによって表記されている言葉が違ったり、一部表記がない場合もあります。


我が家の夏キャンプでは暑いためシュラフは使っていません
春や秋は少し厚めの3シーズン用を使います
冬は電源サイトを利用して3シーズン用を使います。
それぞれの温度表記の意味について解説していきます。
成人女性が記載の快適使用温度の範囲内であれば寒さを感じることなく寝られる温度のこと。一般的には快適温度の表記から+5度が実際の温度と考えられています。暑がり寒がりによって違いはありますが、購入の目安にしてください。
例をあげてみます。
- 夏用が快適使用温度5~10度(実際の気温が10~15度で使用)
- 春~秋の3シーズンが快適使用温度-5~5度(実際の気温が0~10度で使用)
- 冬用が快適使用温度-5以下(実際の気温が0度で使用)
上記を目安にしてシュラフを選ぶと良いでしょう。特に冬の使用は要注意です。冬用シュラフは次で説明する下限温度や限界温度の記載を特に意識しましょう。
男性がシュラフの中で丸くなり8時間睡眠できる温度。秋~冬にかけての利用は下限温度表記が-5度以下を選ぶようにしましょう。真冬の夜中から朝方にかけては気温がグッと下がります。一番寒い時間帯の気温を想定して選びましょう。
実際の気温が0度の場合は下限温度表記が-5度です。個人差はありますが気温0度に対して下限温度が-10度なら温かく快適に睡眠できるでしょう。冬の利用を想定する場合は温度差5度と言わずに10度くらい余裕を持って購入しておきましょう。
女性がひざを抱えて丸くなり6時間までなら耐えられる温度。実際の気温が-5度に対して限界温度も-5度なら寝るどころの話ではありません。命の危険が伴うということになります。実際に気温が-5度なら限界温度は-10度、もしくは余裕を持って-15度くらいが良いでしょう。
どの季節にキャンプを楽しむかによって購入する温度表記が変わります。シュラフは基本寒さをしのぐもの。寒さ対策で使用することが多いため下限温度や限界温度を特に意識して確認しましょう。地域ごとの月別平均温度は国土交通省気象庁で検索できます。目安にしてみてください。


国土交通省気象庁の調べる手順
- 地図よりキャンプを楽しむ都道府県をクリック
- キャンプする地区をクリック
- 年月日の選択から利用する西暦をクリック
- データの種類の「〇〇〇〇年の月ごとの値を表示」をクリック
- 調べている月が12月なら1月~11月のデータが記載されている
直近の温度を目安にすると購入しなければならない温度表記数が大体分かりますね。
連結可能な封筒型
家族におすすめしたいシュラフは一般的な1人用のタイプではなく、2人用もしくは4人用の大型のタイプです。大型のタイプは連結を外せば1人用になる商品が多い。子供が大きくなり一人で睡眠する場合は連結を外して利用できるのはメリットです。
子供は寝ぞうが悪く、1人1つのシュラフで寝ると少し暑いと脱ぎ捨ててしまいます。2人以上が一緒にシュラフで寝ることでシュラフから出ることなく、風邪を引く心配がなくなります。


うちの息子2人は11月末の寒い季節でもシュラフから脱走します…朝方はかなり冷え込むため風邪を引きました…1人1つだとこうなるんですよねぇ…
おすすめは2人用もしくは4人用の大型シュラフです。2人もしくは4人分の体温で中はぽかぽかですね。
大型シュラフのサイズ
長さは大人の身長を想定して選びます。幅についても大人と子供を想定して選びます。1人用なら75~80cm程で子供と2人なら150~160cm程。4人で添い寝する場合はさらに大きいサイズになります。サイズをしっかりと確認してから購入しましょう。
春や秋など肌寒い季節に利用する場合は多少狭い方が体温で温かくなります。季節や好みで選びましょう。
春夏秋の3シーズン使える
シュラフは1年中同じものを使うわけではありません。自宅の布団でも夏用や冬用などがありますよね。シュラフも同じで主に3種類に分類されています。
- 夏用
- 3シーズン用(春~秋)
- 冬
夏用を真冬の氷点下で使うことはできませんし、冬用を夏に使うこともできません。キャンプに行くメインの季節がいつなのかを考えてから選ぶようになります。とはいえ、いつ行くかわからないで悩む人が多いと思います。
おすすめは3シーズン用(春~秋)です。夏はタオルケットなど薄手のかけ布団があればほとんどのキャンプ場で快眠できます。春と秋に関しては夜はまだまだ寒く少し厚手のシュラフが必要です。氷点下の冬では更に分厚いタイプが必要になるため別途購入する必要があります。
つまり春と夏、秋にキャンプを楽しむ場合は3シーズン用のシュラフを購入し、冬も楽しむ場合は別途冬用が必要ということです。
家族が活発にキャンプを楽しむのは冬以外が一般的。まずは3シーズンのシュラフを購入すると間違いありません。
丸洗いできる
中綿の種類によって洗えるかどうかが変わります。中綿の種類が同じでもメーカーによってメンテナンス方法が違う場合があります。シュラフを選ぶ時は洗濯機で丸洗いできるか確認しましょう。
中綿がダウンと化繊とで洗濯方法が異なります。2つに分けて基本的な洗濯方法を解説します。
ダウンは鳥の油分が含まれている。自宅で使用しているような中性洗剤では油分をおとしてしまうため、ダウン用の洗剤を使用します。
失敗するリスクがあるため心配であればメーカーかクリーニング店にお願いしましょう。
ダウンと違い中性洗剤で丸洗いできる場合が多い。全ての商品が該当するわけではないため、購入前に確認しましょう。
ファミリーには大型の封筒型がおすすめな理由


経済的
家族4人が1つのシュラフで寝る場合、1つだけ購入すれば良いため経済的です。15,000円くらいで購入できます。2人づつに別れて寝る場合は2人用を2つ購入します。1つ7,000円程ですので2つ購入しても14,000円程。4人用を購入するのと差ほど金額は変わりません。
荷物が少なくなる
家族4人がそれぞれ封筒型のシュラフを利用する場合シュラフが4つになり収納の場所を取る。4人用を1つもしくは2人用を2つだと半分以下のスペースですむため荷物が少なくなります。
準備と片付けが超楽
家族4人分、4つのシュラフだと準備も片づけも時間がかかります。1つもしくは2つだと準備も片付けも時短になる。キャンプの準備や片付けには時間がかかります。できるだけ時短したいですよね。
子供をより近くに感じられる
普段はパパとママの布団で寝ますが寝ぞうが悪かったりすると寝始めは近くにいた子供が起きたら足元にいるなんてことは普通の光景。一緒の寝袋だとシュラフに囲まれているため足元に移動することができず近くにいる状態で朝を迎えます。
大型のデメリット


動きが影響する
夜中トイレに行く時にシュラフが動くため子供を起こしてしまうかもと不安になる。子供はなかなか起きないかもしれませんが気になりますよね。
寝ている時でもお互いにシュラフの中で動くためシュラフが引っ張られたりする。窮屈さを感じる場合があります。
型回りが寒い
2人が同じシュラフで寝た場合、間に隙間ができると肩回りが空き、冷気が入ってきます。2人が動かず寝続けることは考えにくいためデメリットと言えるでしょう。
ファミリーにオススメな大型シュラフ6選


子供と一緒に寝る大きな封筒型シュラフを紹介していきます。


連結できるタイプから紹介するね!
【Coleman】ファミリー2in1/C10
家族3人で寝られる大きさで起毛仕上げのシュラフ。幅168cmでパパと子供なら余裕がある。快適温度が10度なので15度くらいの気温で使用する。3枚の重ね着で夜外で過ごせる季節で利用したい。11月下旬でアウターが必要になるくらい冷え込む季節は寒さを感じるかもしれない。
連結を外せばパパもママも一人づつ寝られるサイズになるため今後子供が大きくなった時には別々で利用できる。
快適温度 | 10度以上 |
下限温度 | ー |
限界温度 | ー |
使用時サイズ | 168cm×190cm 84cm×190cm(分割時) |
収納時サイズ | Φ30cm×42cm |
総重量 | 3kg |
材質 | 表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル |
手入れ | 洗濯機丸洗いOK |
【Coleman】ファミリー2in1/C5グレージュ
2023年2月上旬入荷予定のシュラフ。基本は上で紹介したColemanのシュラフの色違い。タン色のテントに映える色味でオシャレ。今すぐは必要ないけどオシャレだし買い替えたいという方にはおすすめ。もちろん1人用として分割も可能です。
快適温度 | 10度以上 |
下限温度 | ー |
限界温度 | ー |
使用時サイズ | 168cm×190cm 84cm×190cm(分割時) |
収納時サイズ | Φ40cm×48cm |
総重量 | 5.5kg |
材質 | 表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル |
手入れ | 洗濯機丸洗いOK |
【ロゴス×ナチュラム】2in1 ナバホ柄シュラフ
ロゴスとナチュラムのコラボシュラフ。ロゴスと言えばナバホ柄。収納時は枕やクッションとして使えるため車での普段使用としても便利。
快適温度 | 2度 |
下限温度 | ー |
限界温度 | ー |
使用時サイズ | 142cm×190cm |
クッションサイズ | 60cm×58cm×24cm |
収納時サイズ | 49cm×24cm×36cm |
総重量 | ー |
材質 | 表地/モイスポリ 裏地/サーマブレスクロス 中綿/ダイナチューブファイバー |
手入れ | 洗濯機丸洗いOK |
【DOD】S4-511
少し高級なイメージがあるDODからも家族用のシュラフが販売されている。意外に安くキャンプ初心者でも手が届く価格帯。しかも家族4人全員が1つのシュラフで寝ることができる。2つに分けると2人用になりパパと息子、ママと娘などで寝ることができる。1つのシュラフで全員が使用できるのは嬉しいポイントです。何より荷物が軽減できるのはかなり嬉しい。
最低温度が-5度なので実際の気温が0度~5度くらいで使用できるため冬でも使用できるのは嬉しい。
推進温度 | 5度 |
最低温度 | -5度 |
限界温度 | ー |
使用時サイズ | 230cm×200cm |
収納時サイズ | Φ36cm×66cm |
総重量 | 4.8kg |
材質 | 表地/ポリエステル 裏地/コットン |
手入れ | 洗濯機丸洗いOK |
【JP Deal】シュラフ
1人用を連結して2人用にするタイプ。限界温度は-10度(実際の温度が-5度~0度程)で冬でも使用できる。1年を通して使用できるシュラフです。子供が大きくなって別々で寝る場合は1人用として使用できる。色は6色から選べて2人分の枕付なのは嬉しい。別で枕を持って行く必要が無く荷物軽減に繫がる。
快適温度 | 0~10度 |
最低温度 | ー |
限界温度 | -10度 |
使用時サイズ | 220cm×150cm |
収納時サイズ | Φ28cm×42cm |
総重量 | 2.8kg |
材質 | 表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル |
手入れ | 洗濯機丸洗いOK |


連結できない大型のタイプを紹介しますね
【Coleman】ハドソンダブル2人用寝袋
保温性の高いコールサーム断熱材を使用しており優れた温度性能で快適に睡眠できる。最低使用温度はなんと-13度(実際の温度で-8度~-3度)で冬でも利用できる。幅150cmで少し圧迫感はあるが寒い季節にはちょうど良い。
快適温度 | 7度 |
最低温度 | -13度 |
限界温度 | ー |
使用時サイズ | 235cm×150cm |
収納時サイズ | 55cm×33cm×34cm |
総重量 | 3.7kg |
材質 | 表地/ポリエステル 裏地/フランネル |
手入れ | 洗濯機丸洗いOK |
まとめ
シュラフを購入する時に一番重要なのは温度表記。快適温度や下限温度、限界温度など難しい温度設定がある。自分達家族がいつキャンプを楽しむのかを決め、季節や気温にあったシュラフを選んでほしい。冬のキャンプは暖房器具や高額シュラフなど3シーズンに比べお金がかかる。まずは3シーズンでキャンプに慣れてから冬キャンプにチャレンジすることをおすすめします。家族の安全を第一に考えて快適なキャンプライフを過ごしてほしいと思います。
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