【地面の硬さ検証結果付】初心者は迷わず〇〇ペグを買え!|キャンプ用ペグおすすめ5選

キャンプギアおすすめ
  • ペグの種類が多すぎて何が良いか分からない
  • 1種類買うならズバリどれが良いか知りたい

ペグには長さや素材が数多くあり、どれを選べば良いのかが分からない。25cm~30cmは芝生のサイトにおすすめや30cm~40cmは大型テントにおすすめ、40cm~50cmは砂浜におすすめなどサイトや用途に合わせてペグを買い揃えないといけないのかと不安になるものです。

この記事で分かること
  • ペグの種類
  • ペグの素材
  • ペグの長さ
  • 初心者におすすめの1種類のペグ
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もっしり
もっしり

もっしりは新しいキャンプ場を利用するたびに地面の硬さを検証してるんだ

検証し続けた結果、とりあえずペグは1種類だけあれば良いことがわかったし、もっしりも1種類しか持ってませんが何も問題ありませんよ!

キャンプ初心者がまず初めに買うべきたった1種類のペグを紹介していきます。

テント付属のペグではダメ!

テント付属のペグ

テントを購入するとほとんどの場合はハンマーとペグが付属されている。一見このハンマーとペグで良いのではないかと思うかもしれない。付属のペグはアルミ製やプラスチック製のため軽いのですが、その分柔らかく、硬い地面で使用するとたった1回の使用で曲がってしまい、次回から使用できないことがある。ハンマーについても軽すぎてペグに力が伝わらずペグダウンに苦戦する。

もっしり
もっしり

実際に使用したけど2~3本は一回のペグダウンで曲がってしまって次回から使えない状態になってしまったんだ

付属のハンマーとペグは無いものと考えて必ず改めて購入しましょう。ハンマーのおすすめは下の記事で解説します。

家族におすすめのテントは下の記事で紹介しています。気になる方は合わせてご覧ください。

ペグ5種類

ペグの種類

ペグの形状は5種類あります。まずはどんな形状があり、どんな地面に適しているのかを見ていきましょう。

  • 鍛造ペグ
  • ピンペグ
  • ネイルペグ
  • V字ペグ(U字ペグ・Y字ペグ・X字ペグ)
  • スクリューペグ

鍛造ペグ

鍛造ペグ

鍛造(たんぞう)という金属加工法で製造されたペグ。金属の材料をハンマーで叩いて型を作ったり型に入れて叩いて作られる。一番の特徴は高い強度であること。ピンペグやアルミペグなど、他のペグで打ち込めない硬い地面でも打ち込むことができる。

もっしり
もっしり

河原など石がゴロゴロしている地面は打ち込んでいると途中で石にぶつかることがあるんだ

小さい石ならそのまま力で打ち込めば砕いて貫通するよ!

スチール製の鍛造ペグはかなり丈夫でペグの中で最もおすすめする。安価なペグのように曲がったり折れたりしにくく安心感が段違いです。ただ海岸などの砂浜や雪のように抵抗が少ない地面では抜けやすい傾向にある。

砂浜のキャンプ場は各県に何カ所あるだろうか。実際の利用シーンを考えると鍛造ペグがあればほぼ全てのキャンプ場で利用できるよ!

もっしり
もっしり

もっしりも鍛造ペグ1種類で月2回のキャンプを楽しんでいるよ!

とりあえずこれだけ持っておけば充分です。

キャンプ初心者が一番に買うべきペグはこの鍛造ペグです。重量は重いのですがその分頑丈で強い風でもビクともしません。

ピンペグ

ピンペグ

最もシンプルな構造のペグ。テントの付属品として採用されているタイプのペグです。ペグの頭の部分がフック型や円型になっているペグが多い。様々な材質のペグがある中でもスチール製は貫通力に優れている。

ピンペグは地面に打ち込みやすいが砂浜など柔らかい地面には適さないうえに、河原など石が混じった地面や硬い地面にも適さない。

もっしり
もっしり

芝生でも柔らかいサイトと硬いサイトがあるんだ

硬いサイトだと打ち付けるのに苦労するよ

ネイルペグ

出典:楽天市場

ネイルペグは金属の頭のあたりにプラスチック製のフックが付いている。釘のようにまっすぐ打ち込みやすいのが特徴です。ペグの打ち付ける部分が平らで均等に力が伝わりやすい。プラスチックがない代わりにロープが付いているタイプもあります。

芝生や乾いた地面に適していて、ピンペグよりは硬い地面に強い。プラスチックの部分をハンマーで打ち付けると破損の原因になる。

V字ペグ(U字ペグ・Y字ペグ・X字ペグ)

V字ペグ

ペグの断面部がV字やU字、Y字、X字ペグになっているペグ。地中での接地面が多くなりその分抵抗が増し抜けにくくなっています。ピンペグやネイルペグなど抵抗が少ないペグでは抜けやすいような柔らかい地面におすすめです。

同じ形のペグなら重ねて収納できるためコンパクトに収納できます。断面部が溝になっているため地面から抜くと必ず土が一緒に付いてくるため一本ずつ洗う必要があります。

もっしり
もっしり

抜けにくいのは間違いないけど少しでも地面が固いと打ち込むのに苦戦するし、強度が弱いため頭の根元が折れることがあります。

実際に5回も使わないうちに折れました…

スクリューペグ

出典:LOGOS(amazon)

棒の部分がねじ山のような形状をしているペグ。ねじのように回しながら地面に差し込んでいくタイプです。地面の抵抗や締まりが弱い砂浜での利用におすすめです。

もっしり
もっしり

キャンプに慣れてきて砂浜でのキャンプが多くなるタイミングで検討すべきペグです

ペグの素材6種類

ペグの素材

続いてペグの素材を見ていきます。地面によって使いたい素材が変わります。

アルミ製

アルミ製ペグ

軽量でさびにくく、プラスチック製より強度が高い。ただ硬いペグではないため河原など地面の中に石が多い場所では使えない。無理に打ち込むと曲がったり折れたりする。

プラスチック製

プラスチック製ペグ

プラスチック製のペグでテントの付属品で多く採用されている。プラスチックなので軽く扱いやすいがとにかく弱い。プラスチックなのでかなり柔らかい地面のサイトでなければ使用できない。金属のハンマーでプラスチックペグを打ち込むとペグが割れてしまうため必ずプラスチックハンマーを使うことになる。

もっしり
もっしり

プラスチックペグを使って安心してテントを設営できるキャンプ場なんかあるのかな?と思うのが本音。

利用できる地面は柔らかい砂浜か腐葉土が考えられます。手でグッと押し込んでもある程度ペグが地面に入り込むくらい柔らかい地面です。キャンプ場のサイトはそこまで柔らかい地面ではないのが一般的。

スチール製

スチール製ペグ

強度が高く、比較的安価なペグ。重量があるため硬い地面でも使用できるオールラウンドなペグです。砂浜など抵抗が少ない地面は不向きでさびやすい。

もっしり
もっしり

もっしりが過去2年40回以上使用してもまだまだ買い替える必要がないと思った素材です

スチール製の鍛造ペグが安価で最強です!

もっしりはキャンプ後必ず洗って拭かずに乾かすけどほとんどサビていません

チタン製

出典:楽天市場 チタン製ペグ

チタン製は軽量で持ち運びやすいのが魅力。軽量なのに丈夫で耐久性が高いため長く使用できる。スチール製より錆に強く長持ちする。ただその分価格が高い。コストを気にしないならおすすめできる素材です。

ステンレス製

ステンレス製

ステンレスはスチールの一部でサビに強いのが特徴の合金鋼。重量があり耐久性に優れ硬い地面でも打ち込める。少し価格が高めです。

ジュラルミン製

出典:楽天市場 ジュラルミン製ペグ

ジュラルミンという言葉はあまり聞きなれない。銅やマグネシウムなどを含むアルミ合金の一種です。重量が軽く登山やツーリングに向いている。強度があり折れにくくバランスが取れた素材です。

ペグの長さ

ペグの長さ

ペグの長さは15cm~50cmと様々です。キャンプ場で多く使われているのは20cmか30cm。砂浜など抵抗が少ない地面では40cm~50cmを使います。

長いペグほど抜けにくく、しっかりとテントを固定できる。ただ長すぎると地面に打ち付けるのに時間がかかり大変な思いをします。山に囲まれた風が当たらない場所で50cmの長いペグは打ち付けるのが大変になるだけで意味がありません。

もっしり
もっしり

20cmだともう少し打ち込みたいって思うことがある

30cmを選ぶと長すぎず短すぎずで調度良いよ!

地面が硬いと打ち込むのは大変ですが、全ての地面で利用することを考えると30cmが絶対おすすめです!

必要な本数をチェック

ペグの本数

テントの種類や大きさによって必要な本数が違います。まずはテントを購入して、テントに必要な本数を購入しましょう。ピッタリの本数だと折れたり紛失したりすると足りなくなるため1~2本は余裕を持って購入することをおすすめします。

もっしり
もっしり

もっしりの周りでもペグを無くした人が多くいます

サイトにペグが落ちていることはよくあります

サイトは芝生だったり、ペグと似た色の土だったりで抜いた後のペグが見えないことがあります。余裕を持って購入するといざテントを設営する時に足りなくなる心配がありません。

【絶対必要!】我が家は子供用のペグとハンマーも持参する

子供用のペグハンマー

パパやママがテントの設営や準備をしている時は子供が暇を持て余します。そんな時に我が家ではテントを購入した時に付属されているプラスチックハンマーやスチールハンマー、ピンペグなど軽い素材の道具を渡して遊ばせます。子供は必ずパパが打ち込んでいるハンマーやペグに興味を持ちます。

もっしり
もっしり

始めはテントの設営に必要なペグとハンマーだけを持参していましたが子供に取られて設営が進まなかったので遊びように別途持参しています

普段の生活でハンマーを使って何かを打ち込む経験はできません。キャンプは普段体験できないことが経験できるチャンスなのです。軽いペグやハンマーを持たせて遊ぶことはキャン育に繫がります。

我が家は2歳と4歳の幼児がいます。今では1人でペグダウンできますし、火起こしもしてもらってます。キャンプは成長に必要な要素がたくさんあるんです。

下の動画は実際の我が家のキャンプです。幼児でもこんなことまでできちゃうんです♪

キャン育・火育動画

地面の違いによるペグの打ち込みやすさ検証結果

地面の違い
もっしり
もっしり

もっしりは初めて利用するキャンプ場の地面の硬さを必ずチェックしています

その検証結果を紹介するね!

芝生

芝生のサイト

芝生は一番ペグダウンしやすいサイトです。比較的疲れることなくペグダウンできます。芝生はキャンプ初心者に一番おすすめする地面の種類です。しかしたまに硬い地面の芝生もあります。ペグダウンしやすい柔らかい芝生はテント付属のピンペグでも問題ありません。硬い芝生はピンペグが曲がってしまうため鍛造ペグがおすすめです。テントを撤収する時はどのペグもサッと抜けます。

土のサイト

腐葉土の場合は手で押し込んでもある程度刺さるくらい柔らかいのですがたまにむちゃくちゃ硬いサイトもあります。この場合は鍛造ペグかチタンペグをおすすめします。硬い土は抜くにも多少力を使います。

河原

河原のサイト

河原は地面に石がゴロゴロしているため石を砕く鍛造ペグ一択です。10cmずらしただけで地面の状態が変わります。石が少なく柔らかい場所もあります。以外に抜くにはあまり力がいらないことがあります。

石・砂利

石・砂利のサイト

石のサイトは地面が硬いと思っておくと良いでしょう。鍛造ペグでもかなり本気で打ち付けないといけません。10cmペグダウンできれば良いというくらい硬い場合があります。地面の締まりが良いと10cmでも良いのですが、ただ硬いだけだと手でスッと抜けてしまう地面もあります。

砂利は下が土になっている場合があり、鍛造ペグやチタンペグだと問題ありません。

砂浜

砂浜のサイト

砂浜は地面が柔らかいため抵抗があるペグが良い。スクリューペグや40cm程の長いプラスチックペグがおすすめ。ただ、柔らかいといっても砂の中が硬い場合もあります。この場合はピンペグや鍛造ペグなど硬いペグがおすすめです。

1種類購入する場合のペグおすすめ5選

ペグおすすめ

まずは1種類だけ購入するという場合のおすすめを紹介していきます。今から紹介する中でどれか1種類だけ購入しておくと間違いありません。

結論、鍛造ペグを購入しておくと良いです。

snowpeak ソリッドステーク30cm(鍛造ペグ)

我が家が2年愛用していて一度も折れたことも曲がった事もない頑丈なペグです。安価なペグとは言えませんが、これだけあると何年も活用できて買い替える必要がないと言っても過言ではない。友人からペグを購入したいと相談を受けたら間違いなくおすすめするペグです。

村の鍛冶屋 エリッゼステーク28cm(鍛造ペグ)

snowpeakほど有名なメーカーではないが、その分色のバリエーションが豊富。レッド、ピンク、イエロー、ゴールドなどテントの色に合わせて購入できるのは嬉しいポイントです。

mosco 30cm(鍛造ペグ)

あまり知られていないメーカーですが、鍛造ペグなので頑丈です。

SOOMLOOM 30cm(チタンペグ)

チタンペグの中では定番ペグ。ペグの頭には反射剤入りのロープが付いていて光で反射します。少しの光でも反射するためどこにペグがあるか分かりにくい夜でもひっかかって転倒する心配がなく安心です。

s-frowme 30cm(チタンペグ)

SOOMLOOMのチタンペグと見た目が似ている。デザインと価格を比較して購入を検討しましょう。

まとめ

テントを固定するために必要なペグはサイトの地面の状態に左右されない鍛造ペグをおすすめします。小さい石なら砕いてペグダウンできるくらい丈夫です。予算に余裕があるならチタンペグも視野に入れたいところです。どこでも活用できるからどちらか1種類を持っていればキャンプ場では困りません。値段と重さを考えた上で鍛造ペグかチタンペグを選択しましょう。

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