- テントで寝るのは抵抗がある
- 安眠したい
- 自宅と同じくらい寝心地が良いマットが欲しい
皆さんはキャンプで安眠できていますか。コテージやキャビンなど建物でのキャンプは布団が設備されているキャンプ場が多く自宅に近い環境で睡眠できている人が多い一方、テントでは地面に近い位置で身体を横にして睡眠するため、寝苦しく、なかなか寝付けなかったり、ほとんど寝れずに翌朝を迎えるなんてこともあります。
キャンプで寝れなかったら苦痛でしかないですよね。。。
そこで、今回は寝心地抜群のキャンプギア、Colemanのキャンパーインフレーターマットハイピークダブルの紹介です。
アウトドアショップで色々体験したけど、このマットじゃないとキャンプは行かない!
奥さんは寝心地が悪いテント泊が大嫌い。ショップで色々寝てみた結果、このインフレーターマットを買ったらキャンプに着いて行くとのことで泣く泣く購入しました。。。このマット、確かに寝心地抜群なんだけど高いのよ。。。
というわけで、キャンプでは寝心地が一番重要と考えているうちの奥さんが絶賛する、Colemanのキャンパーインフレーターマットハイピークダブルを紹介します。
インフレーターマットとは
キャンプだけではなく、登山や車中泊で安眠できるインフレーターマット。ウレタンなどのクッション材を側記事(がわきじ)で覆っていて、使用する時は空気を入れて膨らませ、収納する時は空気を抜いて小さくする。インフレーターマットの良い点は空気孔を開いておけば自然にある程度空気が入り膨らんでくれるものが多いこと。空気入れを持参することなく荷物がかさばらないことと、空気を入れる手間が減り、準備する時間の短縮に繫がるのは嬉しいメリットと言える。収納した時のサイズはコンパクトなものが多く、災害時の備えとしてもオススメしたい。
自宅やコテージ、キャビンなどの建物でも重宝するマットでキャンパーはほぼ全員が持っていると言っても過言ではないくらい必要不可欠なギアの1つ。テントでの使い方ではインナーテントの上にインナーシートを敷き、インナーシートの上にこのインフレーターマットを敷くことになる。テントでの安眠に欠かせないマットです。
Colemanやsnowpeakなどほとんどのキャンプメーカーで販売されており、空気入れが不要なタイプがおすすめ。サイズはシングルやダブル、厚みは3cmや5cm、7cm、今回紹介する10cmなどがあり、正直実際に寝転がってみないと良さの違いはわからない。
Colemanのキャンパーインフレーターマットハイピークとは
今回紹介するColemanのキャンパーインフレーターマットハイピーク(今回紹介する画像はダブル)は一般的に利用されているインフレーターマットの中で最も厚い10cm。河川敷のような石がゴロゴロしている地面でも全く気にならないくらい分厚い。
我が家は年2回程河川敷でキャンプするけど、このインフレーターマットがあるから地面の石なんか全く気にならないよ!
底冷えする季節でも気になった事がありません。
Colemanのキャンパーインフレーターマットハイピークのサイズ
サイズは2種類あります。
- シングル・・・横幅68cm×縦198cm×厚さ10cm
- ダブル・・・・横幅128cm×縦200cm×厚さ10cm
シングルとダブルでは横幅が倍近く違います。でも、値段が倍ってわけではないため、2名以上で利用する場合はダブルを購入することをおすすめします。シングルで大人2名はきついですね。1人で使用する場合は横幅68cmのシングルで充分です。
大人2名と幼児2名の4名の場合はダブルを2つ購入することになりますが、経済的な問題もあるため1つだけでも欲しい。ダブル1つを利用する場合の寝方は下記がオススメ!
- 大人2名
- 大人1名と幼児1名
- 幼児2名
見た目では大人1名と幼児2名のスペースはありますが、幼児の寝がえりを考えると計3名だと寝返りができなかったりマットが無い方に落ちたりします。
我が家はダブルを利用していて、奥さんと幼児1名でストレスなく利用できています。
もっしりともう一人の幼児はレジャーシートの上です。。。
この考えを持っておくと間違いありません。
Colemanのキャンパーインフレーターマットハイピークの空気の入れ方と抜き方
Colemanのキャンパーインフレーターマットハイピークは空気孔を開けると5割程自然に空気が入ります。キャンプ場に到着してテントを設営したりギアを並べたりすると1時間以上かかります。チェックインが遅めに設定されているキャンプ場だと準備が終わった瞬間にキャンプ飯の準備に追われます。自然に空気が入ることで時間短縮になりムチャクチャ嬉しいんです。
空気の入れ方手順
空気の入れ方を順に紹介します。
空気の入れ方①
収納ケース(袋)からインフレーターマットを出して2つのバンドを外して広げる。
袋から出す時、袋が空気孔に引っ掛かることがあるため注意する。
空気の入れ方②
シングルなら1カ所、ダブルなら2カ所の空気孔を開く(中は仕切られていないため、ダブルでも1カ所開ければ空気が入る)
- 黄色いラバーが平らな方が【閉じる】
- 黄色いラバーに突起がある方が【開く】
- 黄色いラバーを90度に開くと空気が出入りする
収納時は黄色いラバーが平らになっているので、手でくるっと反対にする。※黄色いラバーは摘むと取れることがあるのでできるだけ触らない。円になっている白いプラスチック部分を押すようにくるっと反対にすると良い。
空気の入れ方③
1分程放置すると5割程自然に空気が入る。※上の画像の空気が出入りする状態でも1分程で空気が入る。
空気の入れ方④
これでは正直フニャフニャで押さえると地面に干渉するため追加で空気を入れる必要がある。使い始めは実際に寝転がってみると分かる。収納ケースが空気を入れる専用の「収納ケース式ポンプ」になっている。収納ケースのマット取り出し口を持ち、袋に空気を入れ、サッと入口を丸めてふたをし、反対の小さい丸い穴をマットに差し込む。
空気の入れ方⑤
収納ケースを丸めるようにして空気をマットに送り込む。これを2回~3回行うとマットがパンパンになるが、1回空気を入れてみて寝心地を確認すると自身にあった固さかどうかが分かる。少し柔らかい方が良い人もいればパンパンに入れた方が良い人もいると思うので調整しましょう。
収納ケースと言っても袋だから普通のビニール袋に空気を入れる感覚だよ!
一回空気を入れ終えたらマットの固さを確認する。これで良い場合は空気孔にふたをして完成。
袋を外す時は必ず根元を持つ。
2回と半分くらい空気が入ったところでほぼパンパン状態になり入りが悪くなるのでここで空気孔はそのままの状態でふたをして終了。
うちの奥さんの場合は1回半か2回くらいでちょうど良いそうですので個人差があります。
空気の抜き方手順
続いて空気の抜き方と片付け方を紹介します。正直慣れるまでかなり苦戦しますので頑張ってください!
空気の抜き方①
黄色いラバーを平らの方にクルッとひっくり返す。始めに空気を入れた時は1分くらいで入りました。抜く時も同様に1分くらいで抜ける。
空気の抜き方②
放置するとある程度まで空気が抜ける。
空気の抜き方③
シングルの場合はそのまま空気孔と反対側の方から空気を抜くように丸める。ダブルの場合は半分に折ってからシングル同様に空気を抜いていく。※ダブルは厚みの影響か空気の影響か、順に空気を抜いていくと真っ直ぐ重ねて折ったつもりが徐々にズレ始めるがこのタイミングでは気にせず空気を抜くことに専念する。
空気の抜き方④
1回空気を抜いただけでは完全に抜けないので再度広げ、もう1度同じ作業を繰り返す。※ここで極力ずれないように調整しながらできるだけ小さく小さく折っていく。
これまで1度たりともまっすぐきれいに丸まった経験はありません。。。
多少ズレても正直収納できますから。。。
空気の抜き方⑤
マットが広がらないようにマットを止めていたバンドで固定する。※バンドを引っ張るのにけっこう力使います。
空気の抜き方⑥
収納ケースに入れたら完成。
Colemanのキャンパーインフレーターマットハイピークのメリットデメリット
Colemanのキャンパーインフレーターマットハイピークは寝心地を意識するキャンパーにはぜひオススメします。しかしメリットだけでは信憑性がないためデメリットもしっかりと紹介します。
メリット
まずは買うメリットを紹介します。
空気孔を開ければ8割放置で空気が入る
上述した通り、空気孔を開けるだけで8割程空気が入る。キャンプ場に到着したら車から荷物を降ろしたりテントの設営やテーブル、椅子など準備に終われる。車の乗り入れができないサイトであれば荷物を運ぶにも時間を要するため、つきっきりにならなくて良いのは大きなメリットと言える。
地面からの冷気が気にならない
マットの厚さが10cmもあるため地面から体までの距離があり3cmや5cmなど薄いマットに比べると冷気が気にならない。
クッション性がある
厚さ10cmと身体から地面まで距離があるためマットが体重で沈んだとしても地面に近づきにくい。
ベットの間隔で安眠間違いなし
厚さ10cmでベットのような感覚で安眠できる。寝つきが悪い方には特にオススメ!
ダブルはめちゃデカい
シングルとダブルがあり、ダブルは横幅が128cmもあるため1人で寝るとより快適。
デメリット
デメリットもちゃんとありますのでしっかりと暴露していきます。
収納時でもかなり大きい
収納時でもかなりの大きさになる。
- シングル・・・直径21cm×長さ72cm
- ダブル・・・・直径30cm×長さ70cm
長さは仕方がないにしてダブルだと直径が30cmです。一見言うほどではないと感じる方が多いかもしれませんが、この表記は出荷時の直径です。つまり、収納テクニックによって直径が変わってしまうのです。浮き輪や自宅用のプールを思い出してください。始め箱や袋から出す時はかなりコンパクトですよね。でも、一度使って元に戻そうとすると元の大きさには戻りませんよね。マットも同じでどうしても微量に空気を含んだ状態で収納することになるため直径が大きくなるのです。
我が家のマットは直径40cm程といつもかなり大きい状態になっています
元の直径にするのは難しいですね
収納に時間がかかる
慣れないうちは上手く空気が抜けず収納に時間を要する場合があります。
もっしりは夏場20分くらいかけて収納した経験があり汗だくになりました。。。
皆さんはそんなにかからないと思いますが参考までに
空気の出入り表示が分かりにくい
空気孔の黄色いラバーが分かりにくいです。平らな方が空気が入る方?抜ける方?突起がある方は?となります。一応イラスト風な表記はありますが表記通りにしても、空気が入ったり抜けたりする感覚がないため、今どういう状態なのかが分かりにくいです。平らが閉じる、突起が入ると覚えておきましょう。
まとめ
これまで1年以上利用してみて感じたことも含め解説しました。収納時でも家族用大型2ルームテントのバックくらいの大きさになるため、ワンボックスなど大きな車が必要になるかもしれませんが、これを除けばメリットだらけでムチャクチャおすすめしたいマットです。キャンプは意外に体が疲れているためできるだけ安眠したい。寝心地が悪く夜中何度も起きると翌日のキャンプが楽しめません。うちの奥さんのように寝心地重視な方には打って付けのマットだと感じます。
ちなみにもっしりはレジャーシートの上に寝袋で寝ています。。。
10cmのインフレーターマットじゃなくても良い人は
10cmではなく5cmや7cmでも十分安眠できる方は下のインフレーターマットから選んでみてください。
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