- テントを長持ちさせたい
- メンテナンス方法を知りたい
- キャンプ場でできる手入れを知りたい
テントは一度買ったら使いっぱなしの人が多いのではないでしょうか。テントはキャンプ場での手入れと帰宅後にやるべき手入れ、メンテナンスがあります。手入れやメンテナンスを知らずに使い続けると劣化を早めることに繫がります。できるだけずっと使い続けたいと思いますよね。
記事を最後まで読み、次回のキャンプから実行することでテントが長持ちします。キャンパーにとってテントは宝物。そんな大切なものだからこそできる範囲で面倒くさがらずに手入れを行いましょう。
テントを長持ちさせるための扱い方
テントはキャンプ道具の中で一番高い買い物。せっかく買ったテントが1年で破れて使えなくなったとなれば大変。テントは特に長持ちせたいものですよね。そこでテントを長持ちさせるための取り扱い方法を紹介します。
テントは絶対持ち上げて移動させる
キャンプ場でテントを広げた時にテントの前後ろが思っていた向きと反対になっていることがあります。向きを180度回転させる時にテントをズルズルと擦りながら回転させると楽なのですが、テントを傷める一番の原因になります。面倒でもテントを一度コンパクトにして全体を持ち上げてクルッと向きを変えて再度広げ直しましょう。
薄いテントはすぐに傷がついたり穴が空いてしまいます。絶対にテントは擦らないようにしましょう。
フレームは最後まで差し込む
2ルームテントはフレームを差し込んでいくタイプです。差し込みが甘いとフレームに負荷がかかり私が持っているテントのようにゆがみを生じます。フレームがゆがむとテントの形がいびつになり見た目が悪い。必ず最後まで差し込まれているか確認して設営しましょう。
テントは部屋で保管する
タイトルを見て抵抗がある方も多いと思います。テントは湿気に弱いため湿度管理がしやすい家の中での保管が望ましいのです。室内の収納スペースが厳しければ衣装ケースに入れて保管します。しっかり管理する方は湿度計までセットしているそうです..そこまではできない..
もっしりは車の中に入れています。倉庫は他の道具でいっぱいでまったく入りません。
家族用の大型2ルームテントはとにかく大きいんですよねぇ…
車の後ろに常に入れて保管しています。倉庫よりは良いかなと勝手に思っています。
重いから燃費が気になるが..
グランドシートを敷く
インナーテントの下に必ずグランドシートを敷きましょう。グランドシートは付属していないことが多いため別売りです。テントのサイズにあったシートを購入してインナーテントを汚れや痛みから守りましょう。
良いサイズがなければホームセンターで売っている厚みがあるしっかりしたビニールシートでもかまいません。何も敷かないのは避けましょう。
もっしりはソロ用テントにビニールシートを活用しています
良い大きさに折って使っていますが何も問題ありませんよ
テントは手を抜かずピンと張る
テントの設営は手抜かずにしっかりと張りましょう。風が当たらないからと張り具合を気にせず設営して生地が伸び切らず、生地同士が重なった部分に汚れや水が溜まると劣化に繫がります。
テントにお手入れやメンテナンスが必要な理由3選
テントだけに限ったわけではないが、道具は手入れやメンテナンスを行うんことで長持ちする。車も定期的にメンテナンスを行います。3,000km~5,000km毎にエンジンオイルを交換したり、車検毎にブレーキオイルを交換したりラジエター液を交換したり。テントも同じでメンテナンスは必要です。怠ることでテントの劣化を早めてしまいます。
できる範囲でかまいません。大事なテントのお手入れやメンテナンスをしてあげましょう。
カビや臭いを防ぐ
いくら天気が良い日のキャンプだったとしても夜露や朝露でテントが濡れています。インナーテントの中も人の息が結露して湿っぽくなっています。そんな状態でそのままテントをたたむと雑菌やカビが繁殖する原因になります。
次回利用時にインナーテントの中がカビ臭かったら最悪です。カビは一度発生すると完全に除去することが難しいのです。臭いを我慢して利用できますがカビは避けたいですよね。
汚れや水分からテントの劣化を防ぐ
葉っぱや泥、芝などテントに付着したままたたんでそのまま保管しておくと生地が劣化します。生地の劣化は破れの原因になり、雨漏りにも繋がります。一度劣化してしまうとメーカーでも修理不可能です。長年使っての劣化は仕方ありません。自身の手で劣化を早めたくはないですよね。
撥水効果を持続させる
テントには撥水効果があります。スノーボードやスキーをされている方なら分かると思いますが、ウエアを使い続けると撥水効果が無くなりますよね。傘やレインコートも同じです。雨水がテント内にしみ込んできたら大変です。撥水加工すれば復活しますができるだけ加工頻度を減らして節約したいところです。
テントのメンテナンスにおすすめケアグッズ〇選
テントにお手入れが必要な理由がわかったところで、お手入れやメンテナンスに必要なケアグッズを紹介していきます。
クロス
マクロファミバークロスだからテントを傷めることなく水分の拭き取りができる。さらに、40cm×40cmの大きさで2枚セット。大きいと拭き取る面積が広いため作業が楽になる。1枚だと何度も絞って使い回す必要があるが、2枚セットだと一気に絞って使えて便利。
汚れ落としようブラシ
猫ちゃんにも使えるほど柔らかいブラシ。テントは傷みやすいためできるだけ柔らかいブラシを使用したい。車のホイル用のように固いブラシはテントを傷めるだけだから止めてぇ!
テント内ミニほうき設置
ほうきもギアの1つ木目でオシャレに飾りたい。平べったくコンパクトなので荷物もなりにくいのが良いですね。
テント内電動式ブロア(掃除機)
約600gで持ち運び楽々。吸引力が強くインナーテント内の汚れを一気に吸い取る。もちろん自宅や車のお掃除にも使える。さらに、空気入れにもなり、夏場の海水浴シーズンにも活躍する優れもの。インナーテント内の汚れはほうきではなかなか思うように取れません。電動掃除機があると便利です。
シリコンスプレー
シリコンスプレーといえばやっぱりこれ!定期的にフレームをメンテナンスして長持ちさせよう。ただ、ここで購入すると送料が高いのでできればホームセンターで直接購入してください。
撥水剤(塗布タイプ)
テントを乾燥させた後に塗る撥水剤。雨天や夜露、朝露の水分がテント内に侵入することを防ぐ。睡眠中に顔に水分がポタ!考えただけでも嫌すぎますね!定期的にメンテナンスしてあげましょう。
撥水剤(スプレータイプ)
テントを乾燥させた後に防水目的で吹きかける撥水スプレー。スプレータイプだから手が汚れる心配がない。
リペアシート
破れてからでも遅くないかもしれないが準備しておくと翌週のキャンプにも間に合う。頻繁にキャンプする人は事前に準備しておくと破れたらすぐに補修できる。
撤収当日キャンプ場でのテントのお手入れ手順
撤収作業時にキャンプ場で行うお手入れを順に紹介していきます。
テント外側の夜露や朝露を拭き取る
テントは夜露や朝露で濡れています。吸収速乾性の高いタオルを用意しておき手が届く範囲だけでも水分を拭き取ります。届かない天井部分は長い棒を準備しておいて、タオルを絡めて吹くとある程度カバーできます。棒を利用する場合は金属などテントに引っ掛かりそうな部品が付いていないか確認しておきましょう。
テント外側の汚れを取り除く
テントに付着した汚れはテントを傷める原因になります。汚れの代表例は樹脂と鳥のフン。できるだけ早く取り除くようにしましょう。木や電線の真下は注意が必要ですね。木がかなり古い場合は小枝が落ちて汚れたり、最悪はテントが破れます。難しいかもしれませんが注意しましょう。テントを設営しようとしている場所はどんなトラブルが想定されるかを想像することも重要です。どう考えてもこれは難しいですね..
乾燥させる
テントの乾燥は大変です。ソロ用の小さい片手で持ち上がるようなテントはクルッと反対にすれば良いのですが大型2ルームテントはそういうわけにはいきません。現実的には開けられる部分は全て開けて風通りを良くします。色々と調べてみるとキャンプ場のどこかで広げて乾かすとか帰りに公園によって乾かすなどあります。できますが、なかなか厳しいと思います。
インナーテント内の荷物を外に出す
意外とインナーテント内は湿気がいっぱい。インナーテント内にあるシュラフやインナーシート、枕、毛布などを外に出して中を空にする。空にするとは言っても出した荷物の置き場所に困ります。オートサイトなら車が隣にあるためとりあえず車に入れておくことができますが、再度出して入れなおすことになります。車に積み込む荷物はパズルです。なんでも順番関係なく突っ込むとキレイに収まらず荷物が入りきらない可能性があります。
車への荷物の積み方については別の記事で解説します。
インナーテントのメッシュ部分以外は全て開放
インナーテントの荷物を全て出したらメッシュ部分以外を全て開けて風通しを良くします。メッシュは閉めておかないと夏は特に虫が入ってしまいます。一度虫が入るとなかなか外に逃げて行かないんです。虫が入ると後が大変なのでメッシュは必ず閉めておきましょう。
フライシート、インナーテント、グランドシートをブラッシング
フライシート
テントが乾燥したら毛先の柔らかいブラシでブラッシングしましょう。シートの目地に詰まった土や砂利を除去することで汚れを取り除くだけではなく、撥水力の低下を防いでくれます。
キャンプ毎にというわけではありません。かなり時間がかかりますのでシーズンごとに1度づつは実施しましょう。樹脂や鳥のフンは落ちません。お湯で固く絞ったタオルで優しく拭き取りましょう。
インナーテント
意外に汚れるインナーテント。いつの間にか外の土や砂、草を連れて帰ってきます。キャンプ専用に小さいほうきかコロコロを準備しておきましょう。最近では電動のミニ掃除機を持参する人を良く見かけます。夏場にほうきやコロコロは地獄です。電動掃除機が便利ですね。
グランドシート
地面とインナーテントの間に敷くシート。地面に接している下側はかなり汚れます。結露がひどい冬季はグチョグチョになっています。まずは芝や砂などの汚れをの除去と拭き取りを行います。インナーテント側は汚れていなければブラッシングします。
雨天時はある程度拭き取り、帰宅後に洗うのが間違いありません。我が家は天気関係なく必ず帰宅後に洗っています。
ファスナーのメンテナンス
雨ざらしになりやしいファスナー。そのままにすると滑りが悪くなったり外れやすくなったり、生地を噛みやすくなります。ファスナーを閉める度に生地が噛む経験が誰でもあります。一度噛むとなかなか取れずイライラしてしまいます。定期的にシリコンスプレーを塗布しておきましょう。
テントを自分で洗う方法
自宅に帰りテントを自分で洗う方法を紹介します。
我が家は帰宅後その日のうちにテントを洗って乾かします
テントが大きいから大変だけど長持ちさせるためです!
洗濯機はNG
洗濯機では絶対に洗ってはいけません。撥水や防水加工が落ちてしまい劣化の原因になります。
砂や泥を落とす
乾いている状態で砂や泥を落とします。濡れてしまうと落ちにくくなるためです。柔らかいブラシでブラッシングするか固く絞ったぞうきんで水分を拭き取ります。砂や泥は洗っても落ちないため確実に落とすようにしましょう。
広げて端から洗う
ファスナーを全開にして広げ、端から少しづつ水を流していきます。干したままで水を流すと水の重さでテントに負担がかかります。できれば下に広げた状態で行いましょう。
除去できない汚れは専用グッズで
気になる汚れは中性洗剤を使ってスポンジでやさしく落とします。洗剤は汚れと一緒に表面加工も落としてしまうため長時間の漬け置きは控えましょう。もしくは、ブラッシングや乾拭きと水洗いで汚れを落とし、気になる部分だけに中性洗剤を使うことをおすすめします。
専用の洗剤を使えば表面加工を落とすことがありません。
すすぐ
洗剤で洗った場合は洗剤を残すことなくしっかりと洗い流します。端から順に流しながら折りたたんでいくと絞る作業が楽になります。
押して絞る
テントを畳んだあとは上から押して絞ります。ある程度絞れたら乾いたぞうきんで吸わせるように拭き取ります。乾いたぞうきんが1枚では絞るのに時間がかかります。可能なら多めに準備しておきましょう。
日陰に干す
濡れたテントはかなり重たくなっています。落とさないように慎重に干しましょう。干し方については上で紹介していますので参考にしてください。
洗った後は撥水と防水加工する
洗って完全に乾いたら撥水と防水加工を施します。これも乾かす必要があります。時間に余裕を持って作業しましょう。
コインランドリーはNG
コインランドリーで洗おうと考えないでください。一見楽そうに見えますがリスクを伴います。
- テントの金具でテントを傷つける
- 金具が機械に入り込み故障する
- 泥だらけのテントで利用すると他の方の迷惑になる
- コットンテントは生地が縮む
何も良いことはありません。絶対に利用しないようにしましょう。
自宅でのテントの乾かし方
撤収当日が雨だった場合や自宅でテントを洗う場合は乾かす場所が必要です。家族用の大型2ルームテントは全長6m前後もあるため通常の物干しでは手の足もでません。とはいえ、なんとか干さなければなりません。キレイに干せるかどうかは別として干せる場所を紹介していきます。
我が家は6mテント専用の物干し竿をDIYしました。
なんとか地面に着くことなく干すことができています。
庭
テントを干すのに一番理想なのは庭です。いつもは駐車場にしているスペースを活用したり広い庭があれば地面にビニールシートなどを敷いて乾かせます。我が家のように干すのがテントを傷めないため一番おすすめです。
車内
抵抗がある方が多いかもしれませんが干せないことはありません。ただ、自宅で洗ったあとに干す場所としては選べません。車がビチョビッチョになりますからね..朝早くにキャンプ場を後にしたなど、キャンプ場でまったく干す時間が取れなかった時には有効です。
車のボディ
これも社内同様に抵抗があるかもしれませんが1つの手段として車のボディで乾かせます。普通車や1BOXなど大きな車なら十分にテントを欲しことができます。ただ、テントはチャックやアシストクリップなど沢山の金具がついています。車に傷がつく可能性があるためおすすめはできません。
カーポート
カーポートがあれば上手く活用して紐を使い干したい。ただ、カーポートは引っ掛かり部分が多い印象。干す時も降ろす時も最新の注意が必要です。10回干せば1度は引っかけて破れそうで怖いのが本音です。フックを別途用意してそこに上手く引っかけることができればカーポートに接触させることなく乾かせます。
ベランダ
マンションやコーポなどで庭がない場合はベランダを活用します。高層マンションでは干せない可能性がありますが干すことが許可されているマンションやコープなら干したいところです。
浴室
浴室に乾燥機が設備されていれば有ですね。ただ庭がないからと浴室で洗ってしまうと排水溝のつまりの原因になるかもしれませんので自己責任でお願いします。
帰宅後のメンテナンス方法
キャンプ場では時間が限られているためメンテナンスは帰宅後に行いましょう。
フレーム
フレームが抜けない、奥まで入らないというトラブルは頻繁に起こります。もっしりもキャンプ場でフレームが抜ずに焦ったことがあります。この抜けない原因は砂や石がフレームの継ぎ目に入ってしまったことで起こります。
対策としてはフレームを繋いでいく時に継ぎ目を拭いてから差し込むことです。アシストクリップをフレームに差し込む時には間違いなく砂が大量に入ります。この砂もできる限り取り除きましょう。
フレームを繋いでいる時に引っ掛かりを感じたらシリコンスプレーを吹きかけて滑りを良くしましょう。
ペグとペグハンマー
ペグは地面に刺さってたので砂だらけです。帰宅後に軽く洗って水分を拭き取りましょう。ペグハンマーも同様です。
ガイロープ
ガイロープは意外に水分を含みます。そのまま収納するとずっと水分が残ることになります。汚れていればテントから外して水洗いしましょう。しっかりと乾燥してからテントの収納バックに入れます。次回キャンプ時に持って行くことを忘れないように注意しましょう!テントから外していることを忘れていてキャンプ場でテンションダウンしないようにしましょう。
テントにカビが発生した場合の対処法
テントをしっかりと乾かしてたたんだとしても実際に乾ききっておらずカビが生えることがあります。カビの場合は場合は独特な臭いがします。車のエアコンを付けた時に臭ったことがある人は多いと思います。あれもカビの臭いです。
結論、一度テントに生えたカビは除去することが難しいです。ですが、洗浄すれば少しは改善できるかもしれません。洗浄方法を知らずに自分で洗浄するとテントの加工を傷めて遮光性など様々な効果を薄れさせてしまう危険性があります。
ここでしっかりと手順をマスターしましょう!
カビ対処手順①テント設営
まずはテントを設営してカビの場所を確認します。設営した方が作業がスムーズです。設営が困難な場合はブルーシートを敷いた上でテントを広げます。
カビ対処手順②中性洗剤を薄めて拭き取る
中性洗剤を準備します。中性洗剤を選択した理由は2つあります。
- 生地に施された加工が落ちないため
- 生地を傷めないため
中性洗剤を薄めた洗浄液を使ってぞうきんでカビを拭き取ります。完全に取り除くことはできなくてもこれ以上の繁殖を防ぎます。この時、テントに汚れを発見したら一緒に拭き取ります。代表的な汚れは木から落ちてくる樹脂と鳥のフンです。どちらもすぐに発見できると思います。
カビ対処手順③乾燥
カビを拭き取ったら次はそのまま乾燥させます。地面で拭き取った場合はそのままにしておくと地面からの湿気でしっかりと乾きません。できるだけ場所を移動させましょう。
カビ対処手順④コーティング
テントが乾燥したら防水スプレーを吹きかけて全体をコーティングします。コーティングすることで汚れは付着しにくく、付着しても落ちやすくなります。是非試してみてください。上でおすすめのコーティングスプレーを紹介しています。コーティングスプレー後も乾かします。アルコールで全体を拭き取って除菌するとカビの発生を防げます。
カビを発生さえないためのポイント2つ
カビを発生させないためのポイントは2つです。
- キャンプ後のお手入れ
- 収納場所
キャンプ後に湿気や汚れを拭き取りしっかりと乾かすこと。乾かしたら湿気が少ない室内で保管すること。これを徹底すればカビは発生しにくくなります。面倒かもしれませんが大切なテントです。大事に大事に使ってあげてくださいね♪
テントに穴が空いてしまった場合の直し方
長く使っているといつの間にかテントに穴が空いていたなんてことは日常茶飯事。
もっしりのテントも穴だらけですが小さいので放置していますがテントに良くないですね..
そこでテントの穴を直す方法を穴の種類別で紹介します。テントに穴が空いても諦めないでください!
切り傷1cm未満の穴
細長く切れたような穴には透明のジェル型補修剤がおすすめ。塗って乾かすだけで穴をふさぎ、防水性を維持します。透明なので補修部分が目立たず、固まっても柔軟性があり気になりません。乾かすのに10時間程かかるのがデメリットと言えそうです。
1cm以上の丸い穴
大きな穴にはリペアシートを使います。リペアシートはテント素材がシールになっているためそのまま貼れます。防止や撥水効果もあるため雨漏りしない。カラー展開が豊富なので自身のテントの色に合わせて貼れます。同じ色が無い場合は近い色を選ぶしかありません。耐久性は上で紹介した補修剤の方が高いようです。
メッシュの穴
メッシュ部分にはメッシュリペアシートを使います。インナーテントのメッシュに穴が空いたら夏は虫が入ってきてキャンプどころではなくなります。即補修したい場所です。
シールタイプなのでそのまま貼り付けるだけで簡単。メッシュなので通気性を維持できる。デメリットは補修部分が目立つことと、補修剤に比べて耐久性が低いことです。それでも貼らないという選択肢はありません。
メンテナンスのプロに依頼する
自身ではメンテナンスが難しいい場合は専業者に依頼することを検討します。ここでは2社紹介します。
テントクリーニング.com
テントやタープ、シュラフ、アウトドアウエア専門の宅配クリーニングサービス。メーカー公式認定のメンテナンス技術を持っています。
会員登録し支払いを済ませ(代引き可)、コンビニかキャンプ場から送る。テントが工場に到着してから最短2日で発送してくれます。来週のキャンプも間に合うスピード感です。
そらのしたテントクリーニングサービス
3種類のクリーニングコースから選べる。
- デラックスコース
- エコノミーコース
- 乾燥・拭き清掃コース
利用が初めての方はエコノミーコースをおすすめ。除菌や抗菌、消臭を施してくれる。
別途880円の料金でクリーニング後そのまま最長一年間テントを保管してくれる。保管する倉庫では常時除湿とオゾン殺菌をしている。また、クリーニングだけではなくリペアや修理も行っている。内容によって金額がことなります。まずは見積依頼してみよう!
そらのしたテントクリーニングサービスの公式ホームページはこちら
まとめ
テントをお手入れするタイミングと方法、メンテナンスのやり方、おすすめグッズを紹介しました。テントは常に雨風に打たれてボロボロです。自分の身を犠牲にして皆さんを守ってくれているのです。そんなテントは手入れすることで元気を取り戻します。長持ちさせるために定期的に手入れやメンテナンスを行うようにしましょう。テントも喜びます。
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