- 買う必要がないものを知っておきたい
- 買い過ぎたかもしれない
- 必要ない道具がたくさんある
キャンプ道具は種類が多いだけではなく、ソロに適した道具や家族に適した道具があり、キャンプスタイルによっては買う必要がない道具もある。初心者のうちは何を買えば良いか分からず、必要ない道具まで購入した結果、後悔することがあります。必要ない道具は購入したくないですよね。
もっしりがこれまでの経験から実はいらないキャンプ道具や買って失敗したキャンプ道具を紹介します
自身がキャンプを楽しむ事をイメージして、ここでチョイスした道具が必要なのか不要なのかを判断してもらえればと思います。道具を買う時は自身が考えているキャンプスタイルに合うかを想像することが大切です。
ファミリーキャンプでいらないものを買ってしまう理由6つ
アウトドアショップに立ち寄るとなぜか必要ないものを購入してしまうことがあります。その理由はいくつかあるので1つづつ解説していきます。キャンプ経験者ならどれも共感してもらえる内容ばかりです。
安売りしているから
30%オフなどと安売りをしていると、ついつい目に入って見てしまいますよね。割引シールが貼られていると今買わないと損をしてしまうという感覚になり購入してしまうのです。でも実際にはアウトドアショップで購入するよりネットで購入した方が安かったりもします。人は割引き率の数字には弱いものなのです。
憧れがあるから
YouTubeでキャンプ動画を見ているとキャンプYouTuberは高額な道具ばかりを並べています。焚き火でお湯を沸かすやかんが1万円、焚き火台が3万円、ナイフが1万円など万単位の道具ばかりです。寝袋なんか目が飛び出るくらい高額だったりします。そんな道具に憧れを抱き、ついつい購入してしまうんです。
憧れるのも購入するのも良いのですが、憧れだけで購入すると実際に使い道がないなんてこともあります。
もっしりはリクライニングチェアに憧れて購入したけどほとんど使っていません
キャンプに持って行っても座っていた時間はほんの数分程度でした
収納サイズがかなり大きいので荷物になるから持って行かなくなりましたね…
何か買わないと気が済まなくなるから
キャンプを始めるとアウトドアショップに向う頻度が増えます。向かってしまうと何か買いたくなるんです。新しい商品が並んでいると買いたくなります。何か買わないと気が済まなくなるのです。
キャンプ沼にハマっているから
キャンプ沼にハマると用事もないのにアウトドアショップに行ってしまいます。ショップに着くと一通り目的もなく商品を眺め、気づいたらいつの間にか商品がかごの中にあります。ショップに行くと何か買ってしまうのはキャンプ沼あるあるです。
キャンプの経験値が低いから
キャンプ初心者は自分のキャンプスタイルが定まっていないので見た目が気に入ったら購入しがち。購入したは良いけど結局使わなかったり使いづらかったりすることがあります。キャンプの経験値が低く想像力が足りていないからです。
キャンプを何度も経験すると自分のキャンプスタイルが決まり、どんな場面でどう使うかを想像することができるようになります。それまではどうしても不要な道具を買ってしまいがちです。
購入した道具が何人用か確認していないから
キャンプ道具は人数に合わせて買う必要があります。手のひらサイズの小さい焚き火台が気に入って購入しても家族で楽しむには小さすぎるので、大きい焚き火台に買い替えることになります。シングルバーナーを購入しても家族用の大きな鍋には対応していません。購入する前に必ず家族に対応しているかを確認しましょう。
ファミリーキャンプで始めから高額な道具を購入しても良い場合がある
キャンプ初心者が道具を揃える時に「高額な道具を買う必要はない」と聞いたり見たりしたことありませんか。確かにそれも一理まります。キャンプしてみて自分達家族には合わないと感じてしまえば、もう二度とキャンプに行くことがないかもしれず、高額な道具を揃えていたら全て無駄になってしまいます。
ですが、子供の頃にキャンプの経験があり、大人になったらキャンプを再開すると決めているような人はキャンプの楽しさを子供ながらに知っているため続けるでしょう。これから間違いなくキャンプを続けるのであれば始めから多少高額でも納得する道具を購入すべきです。
安さだけで購入すると後になって良い道具が欲しくなるのがキャンプです
ハイチェアとローチェアで購入を迷う場合は100均で販売しているローチェアを購入して、実際に使ってみてからキャンプスタイルを決めます。キャンプスタイルが決まったら有名メーカーでこれから長く使うであろう道具を購入するという手もあります。
迷いがなくキャンプスタイルがしっかりと決まっている場合は初めから気に入った道具を購入すると買い替える無駄な出費がなくなります。
焚き火台で調理するから五徳付きでスキレットが置けるタイプを購入するとか、目的が明確なら初めから気に入った焚き火台を購入した方が良いね!
初めに安い道具ばかりで揃えるのはおすすめしない理由がわかったと思います。
ファミリーキャンプでいらないものを買わないメリット
いらないものを買わないことで以下のようなメリットがあります。
無駄な出費をなくせる
家族は食費や子供への出費が多く、生活費を削減しながら生活しています。購入したけど一度も使う事がない道具は家族にとっては無駄でしかありません。無駄な出費をすると家計に影響するので絶対に避けなければなりません。無駄な出費は絶対に許されないのです。
保管場所を確保できる
いらないものを購入しないことで必要な道具の収納スペースだけ確保すれば良いのです。いらないものが多いとその分収納スペースが必要になり、部屋や倉庫を圧迫します。必要な道具を追加購入した時に収納スペースに困ることがある。いらないものを購入しないことで収納スペースの確保ができます。
車の収納スペースに無駄が無くなる
車への積み込みではついつい持っているキャンプ道具を全部乗せてしまいます。ただでさえ積載スペースが少ないのに、いらない道具を積み込むと無駄にスペースを取ってしまいます。車への積み込みは必要な道具だけを選ぶようにしましょう。
ワンボックスカーでも家族全員分のキャンプ道具を積み込むと3列目から後ろは道具でパンパンになります
天井に付くくらいになり後ろが見えなくなります
駐車時にはバックモニターが必須ですね。
ファミリーキャンプしてみて必要と感じた道具はあとから買い足せる
キャンプを始める前にネットで調べた情報を信用しきってあれもこれもと購入しないようにて、自身が判断して絶対に必要だと確信したら購入してください。購入したけど結局使わなかったなんてことがあったらただ無駄遣いしただけになります。
ファミリーキャンプで道具一式を揃えたらいくらになるのか知りたいと思いますよね。下の記事で最低限必要な道具を購入した場合の費用と一式揃えた場合の費用を計算しています。総額の目安にしてみてください。
ファミリーキャンプで実はいらないもの12選
これまでの経験や実際の体験からファミリーキャンプでいらない道具を紹介していきます。あなたのキャンプスタイルで、いるかいらないかを判断する参考にしてみてください。
もっしりがいらないから、あなたもいらないということではないから気を付けてね
タープ
キャンプといえばテントに合わせてタープも購入したくなりますよね。テントとタープがセットで設営されているイメージが強いと思います。しかし、家族でのキャンプはタープがいらないことが多いのです。
家族が持っているテントの種類は2ルームテントという寝室と前室が一緒になってるタイプが多い。家族が持っている2ルームテントはタープの代わりを果たす前室があるのでタープが無くても快適に過ごせるのです。2ルームテントとタープを同時に設営している家族をほとんど見たことがありません。グループキャンプをフリーサイトで楽しむ場合はあると便利です。
タープが必要なテントはワンポールテントなど寝室だけのテントの場合です。寝室だけのテントは雨をしのぐ場所が寝室部分しかありません。ほとんどのテントの中は家族用の大型2ルームテントほど広いくなく、圧迫感があります。前室があれば雨でも広々と過ごすことができます。
大型2ルームテントとタープを設営する場合はサイトの面積がかなり広い必要があり、ほとんどのキャンプ場の区画サイトでは入らないんだよねぇ
イス付きテーブル
自宅の庭では降りたたみ式のイスとテーブルがセットになったタイプが重宝しますが、キャンプでは使いにくいと感じることがあります。イスが4脚とテーブルのセットなので全てバラバラで揃えるより安くて経済的なのですが、ファミリーキャンプではイスもテーブルも自由に配置したいので固定されたタイプは不便なのです。
焚き火をする時は近くに配置しにくいので別でチェアもテーブルも購入することになります
夏用シュラフ
夏の夜は暑くて寝られず、シュラフが必要ないと感じることがあります。標高が高い山でのキャンプは夜や早朝の時間が肌寒む、夏用シュラフよりも3シーズン用のシュラフが重宝します。
標高が低いキャンプ場や海でのキャンプはとにかく夜が熱いので薄い掛け布団があれば十分です
朝には子供は間違いなくシュラフの中にいません
銀マット
銀マットは地面からの熱や冷気を通しにくい道具ですが、インナーマットと厚さがあるインフレーターマットがあれば銀マットは必要ありません。インナーマットがない場合はあると便利です。
家族におすすめのインフレーターマットは別の記事で紹介しています。合わせてご覧ください。
折りたたみリクライニングチェア
背もたれを斜めに倒してマッタリした時間の中で景色を眺めたいと思って購入しました。しかし、リクライニングチェアは収納サイズが大きくかなりの収納スペースが必要になります。実際にファミリーキャンプではパパがリクライニングチェアに座ってマッタリする時間などないのです。
ファミリーキャンプのスケジュールは別の記事で紹介していますが、慣れないうちは本当に時間に追われます。慣れたとしても、子供と遊ぶことを優先しなければならないのでゆっくり座っていられないのです。
マッタリとした時間が欲しいならソロキャンプにチャレンジしてみてください
自分だけのペースで楽しめます
マッチ・ライター・チャッカマン・ガスバーナー
マッチやライター、チャッカマン、ガスバーナーなど着火器具は沢山ありますが、全てを揃える必要はありません。カセットコンロが寒さで着火できない時はチャッカマンを使い、焚き火で上手く火を起こせなかった場合はガスバーナーがあると便利です。
ツーバーナー
2口コンロのツーバーナーは料理をしながらお湯を沸かすなど、火を同時に使えるので重宝します。しかし、ファミリーキャンプで2口を同時に使うタイミングはあるのだろうか。あると便利なのは間違いないのですが、1度のキャンプで本当にツーバーナーがあって良かったと思えるタイミングはほとんどないかもしれません。
キャンプでどんな調理をするかを考え、調理に2口同時に使うタイミングがあれば購入を検討しましょう。
朝食はホットサンドを作りながらお湯を沸かしたいんだけど、先にお湯を沸かせば同時に使う必要はないね
本当にお金を出してまで購入するべきかは考えものです
クッカーセット
上で解説したツーバーナーと同じなのですが、あなたのキャンプ飯で本当に必要かを考えて購入しましょう。あると便利なのですがキャンプでの調理によっては全く不要になる場合があります。
ランタンスタンド
ランタンスタンドはサイト全体を照らすメインランタンを吊るす時に使いますが、吊るす必要はありません。吊るしておくとキャンプ感がありカッコ良いのですが、100均に売っているようなちょっとした台に置いても効果は同じです。
ランタンスタンドにフックをかけ、シェラカップなどを吊るしたり、ドライネットを吊るす目的があれば購入しても良いでしょう。
ドライネット
ドライネットとは洗った食器などを乾かす時に使うキャンプ道具です。キャンプでは食器を洗ったあとは拭かずに乾かすことが多いので、あると便利なのですが、テーブルで乾かすこともできます。
我が家は洗う事も面倒になって紙皿を使うことが多くなりました
洗う食器がなければ不要になります
クーラーボックス
クーラーボックスはキャンプの必須アイテムですが、サイズを間違えて購入してしまうと買い替えや追加で購入することになります。安すぎるクーラーボックスは保冷効果が弱いことがあります。しっかりと下にある記事でクーラーボックスの選び方を確認して家族に合うクーラーボックスを選びましょう。
大量のドリンク
道具ではないのですが、ドリンクを買い過ぎてクーラーボックスを圧迫することがあります。始めはどれくらいの量が必要かわからないので多めに購入すると思いますが、最低限必要なドリンクだけクーラーボックスに入れて冷やしておきましょう。全て入れてしまうと他の食材が入らないことがあります。
絶対に冷やしておくべきものと冷やさなくてもよいものを考えてクーラーボックスに入れましょう
ファミリーキャンプでいらないものは手放して収納スペースを確保
いらないものを購入してしまったら今後の追加購入の可能性を考えて手放すようにしましょう。リサイクルショップへ売りに行くとかなり安く買い取られてしまうためおすすめできません。今ではメルカリというとても便利な個人売買アプリがあります。自分が売りたい価格に設定できて簡単に出品できるので上手く活用してみてください。売れたお金で本当に必要な道具を購入しても良いですね。
ファミリーキャンプはいらないものを買わないようにして経済的なキャンプを!
この記事で紹介した道具があなたにもいらないものとは限りません。もっしりのこれまでの経験で感じたことや実体験をふまえて紹介していますので参考程度にご覧いただけたら幸いです。ファミリーキャンプは子供への出費や食費にお金がかかりますよね。1円たりとも無駄にできません。主婦の方は買うものによって買う店を変えています。それくらいお金にはシビアです。旦那さんはそんな奥さんの行動をしっていましたか?そんな奥さんの行動を無駄にしないためにも、いらないものは1つも出さないように購入してくださいね。
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