- とりあえず買うべきキャンプ道具が知りたい
- 家にある物も使いたい
- できるだけ買い物を減らしたい
- 収納スペースが狭い
さぁキャンプを初めよう!と思っても気になるのは出費。どこで調べてもテントやランタン、シュラフなど20種類以上の道具を揃える必要があり、どれだけのお金が必要なのか想像もつきません。キャンプを始める前に出費が怖くて断念する人も多いでしょう。
最低限の出費で安く楽しめる方法も紹介しますので最後までご覧ください。
キャンプで最低限「購入」すべき道具は4つだけでOK
ファミリーキャンプを2年以上経験し、香川県のキャンプ場を網羅したもっしりが今までの経験で分かった、最低限購入すべき道具を紹介します。
下の4つだけ購入すればキャンプは楽しめます。その理由は最後で解説しています。
上の4つを購入すればキャンプを楽しむことができますし、逆に購入しないと不便さを感じてしまいます。野営に慣れてる人ならテーブルもチェアも必要ないかもしれませんがファミリーキャンプではそういうわけにはいきません。
キャンプで最低限「購入」すべき道具|テント
購入すべきキャンプ道具の中で一番必要な道具はテントです。デイキャンプという宿泊しないキャンプの場合は必要ありません。デイキャンプに必要な道具は別の記事で紹介します。
テントは寝るときに必ず必要です。テント無しで寝ようと思えば車中泊か、コテージなどの建物泊になります。今初めてキャンプに建物泊があることを知った方は下の記事でキャンプ場の種類を紹介していますので参考までにご覧ください。キャンプ場に設備されている建物で宿泊することができます。キャンプを始めようか悩んでいる人は建物泊でキャンプを体験してみることをおすすめします。
これまでの経験をもとに家族におすすめしたいテントは大型2ルームテントと呼ばれる、リビングと寝室が1つになったテントです。昔からある寝室のみのテントでも良いのですが、急に雨が降ると寝室の中で過ごすことになり、キャンプの醍醐味である自然を感じることができません。家の中で過ごすような感覚になってしまいます。
キャンプに慣れればオコモリキャンプとしての楽しみ方もありますが、せっかくのキャンプです。子供と自然を感じながらキャンプを楽しみたいですよね。
リビングがあるテントは雨でもテーブルとチェアを並べてキャンプ飯を楽しむことができるのが一番の魅力です。キャンプでは天候が変わりやすいため、家族でゆったりくつろげる大型2ルームテントをおすすめします。夜の消灯時間を越えてもリビングでお酒を飲みながらゆっくりできるのも2ルームテントを選ぶポイントです。
我が家が2年間家族で愛用している夏に絶対おすすめのテントです
冬以外は快適にキャンプが楽しめます
設営とレビュー動画もありますので合わせてご覧ください。
その他にもいくつか家族におすすめのテントがあります。下の記事でご覧ください。
キャンプで最低限「購入」すべき道具|インナーシート
インナーシートは最低限必要な道具としてあまり紹介されていませんがいないのですがとても重要です。インナーシートとは2ルームテントに付属しているインナーテントの底に敷くマット。インナーシートがあれば地面の凸凹の感触を軽減してくれるため、快眠に必要不可欠な道具です。キャンプでは夜の睡眠が重要。寝苦しくてそのまま朝までぐっすり眠れなければ地獄の時間を過ごすことになります。
冬場の結露や雨水がインナーテントに染みて侵入してもインナーマットがあれば安心です。テントを購入する時に一緒に検討すべきキャンプ道具です。
インナーシートはグランドシートというインナーテントの下に敷くシートとセットで販売されていることがあります。詳細は下の記事で紹介していますのでグランドシートも気になる方はご覧ください。
キャンプで最低限「購入」すべき道具|チェア
チェアは休憩したり、キャンプ飯を食べたり、焚き火したりと、夕方以降に使う事が多いキャンプ道具です。チェアがないと地面に座ることになります。そんな野性的な感じでキャンプしたくないですよね。
チェアにはハイチェアとローチェアの2種類があります。昔はハイチェアが主流でしたが、今では焚き火を楽しむことを一番に考えて道具を揃えることが多く、ローチェアが一般的になりました。焚き火は地面から20cm程と低い位置で楽しむためローチェアが便利です。焚き火で暖を取るにもローチェアをおすすめします。
今後焚き火はしないと決めているのであれば立ったり座ったりする動作が楽なハイチェアでもかまいませんが、テントのリビング高は2m前後と低いため圧迫感があります。
色々なシーンで便利なのはローチェアです。おすすめのローチェアは下の記事で紹介します。
キャンプで最低限「購入」すべき道具|テーブル
キャンプでは1泊することが多く、夜と朝のご飯を食べることになります。チェックアウトが早いキャンプ場では朝食抜きという場合もありますが、夜は必ず食べます。そこで必要になるのがテーブル。地面に食器やコップなどを置かないですよね。テーブルも最低限必要なキャンプ道具です。
キャンプで使うテーブルにはハイテーブルとローテーブルの2種類があります。チェアでローチェアを選んだらテーブルもローテーブルを選びます。
ローテーブルのおすすめは下の記事で紹介しています。合わせてご覧ください。
キャンプで最低限「必要」な道具
ファミリーキャンプを2年以上経験し、香川県のキャンプ場を網羅したもっしりがキャンプで最低限必要な道具を紹介します。
「キャンプといえばこれは必要だよね」という道具を一覧で紹介していきます。無いと困る道具や無くても良い道具もありますがキャンプでは揃えたい道具です。
テント | インナーマット | グランドシート | チェア | テーブル |
ランタン | マット | シュラフ | 焚き火台 | 焚き火シート |
火ばさみ | グローブ | ペグハンマー | ペグ | カセットコンロ |
クーラーボックス | クーラーボックススタンド | 保冷剤 | バーベキューコンロ | アウトドアワゴン |
ポータブル電源 | ストーブ | コット | 飯ごう | 食器や消耗品類 |
キャンプではこれだけあると楽しく不便なく過ごせます。ティッシュやガス缶、食材、ドリンク、薪などの消耗品やお皿、コップなどの小物類は別で準備する必要があります。
持っているアイテム活用術
上で最初に紹介した最低限購入すべき道具は購入する必要があります。庭でバーベキューを楽しんでいるならすでにテーブルとチェアは持っていると思うのですぐには購入する必要ありません。不便だと感じたら次回のキャンプまでに購入すれば良いのです。
このように、すでに家庭で使っている道具をキャンプに持っていくことで出費を抑えることができ、安くキャンプを楽しむことができます。
下に必要な道具のリストを改めて紹介しますので、買う必要がないか確認してみてください。
必要な道具 | 用途 | 買わなくても良いパターン |
テント | 寝る・食べる・巣ごもりキャンプ | 絶対必要 |
インナーテント | 寝る | 絶対必要 |
グランドシート | 浸水防止・凹凸軽減 | ホームセンターのビニールシートで 代用するか割り切って敷かない |
チェア | 座る | 自宅のレジャーシートかチェアを活用 |
テーブル | 食べる・モノを置く | 自宅にあるレジャー用を活用 |
ランタン | 明かりを灯す | 蛍光灯で代用 |
マット | シュラフに敷いて快眠 | インナーマットがあれば マットは無しでも寝れる |
シュラフ | 寝るときの布団代わり | 自宅の毛布などを活用 夏だけのキャンプ |
焚き火台 | 焚き火する・暖を取る・キャンプ飯 | 直火OKなキャンプ場を利用 焚き火しない |
焚き火シート | 焚き火台に敷いて地面を焦がさない | 直火OKなキャンプ場を利用 焚き火シート不要なキャンプ場を利用 焚き火しない |
火ばさみ | 火が付いた薪をつかむ | 焚き火するなら絶対必要 |
グローブ | 薪を焚べる | 素手か軍手を活用 |
ペグハンマー | ペグを打ち込む | 付属を使用・落ちている石を活用 |
ペグ | テントを固定する | 付属を使用 |
カセットコンロ | 調理 | 調理しない・バーベキューコンロを活用 |
クーラーボックス | 食材やドリンクを冷やす | 自宅にあれば活用 冷やす必要がない |
クーラーボックススタンド | クーラーボックスを置く台 | クーラーボックスが無い |
保冷剤 | 食材やドリンクを冷やす | 氷などでクーラーボックスを冷やす |
バーベキューコンロ | 肉や野菜、海鮮などを焼く | 焚き火台やカセットコンロで調理する |
アウトドアワゴン | キャンプ道具をサイトに運ぶ | オートサイト利用 |
ポータブル電源 | 電源の供給 | 冬キャンプしない 温度にあった冬用シュラフを持っている |
ストーブ | 暖を取る | テント内で寒さに耐えられる |
コット | 睡眠 | インナーマットの上で寝る |
飯ごう | 米を炊く | キャンプ場で米を炊かない |
食器や消耗品類 | キャンプ中やキャンプ飯 | 自宅のものを持参 |
キャンプに必要な道具は下の記事で紹介しています。各道具の選び方など詳細記事も一緒にありますので合わせて参考にしてみてください。
自宅にある道具を活用すれば絶対に購入しなければならない道具はほとんどありません。私は小学生時代に親戚が集まりキャンプを楽しんでいましたがランタンはなく、全家庭で蛍光灯を持参していました。焚き火をした記憶もありません。
キャンプを楽しむだけなら、全ての道具を揃える必要はないのです。できるだけ安くキャンプを楽しみたいなら最低限必要なキャンプ道具だけ揃えましょう。
キャンプが楽しく感じ、道具を揃えたいと思うようになれば専用の道具を購入すれば良いのです。
我が家では高額の道具はテントだけで、あとはホームセンターや100均、DIYで揃えています
キャンプは安物の道具でも楽しめるんです♪
最低限購入すべきキャンプ道具で楽しむ!
極論ですが、テントさえ購入すればあとは自宅にある道具を活用すればキャンプはできます。ですが、快適性に欠けたり、見た目がきになりますよね。どこまでこだわって揃えるかで購入すべき道具を決めるようにしましょう。
近年物価が上がり生活費がかさんでいます。できるだけ安くて良い商品、さらに見た目がカッコ良い道具を選んでキャンプを楽しんでくださいね。
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