2021年春に購入して1年半で20回以上使用したColeman(コールマン) タフスクリーン2ルームハウス/LDX+というテントの紹介です。
Coleman(コールマン) タフスクリーン2ルームハウス/LDX+は購入当時、どこにも在庫がなく、唯一スポーツオーソリティにだけ1つあったので即決したテント。MDX+はインターネットでも在庫があったのですが、今回紹介するLDX+はインターネットですが在庫がありませんでした。それだけでも人気なテントであることがわかります。逆に言うと、キャンプ場に行けば1組はかぶります。2022年7月の時点ではショップにもインターネットにも十分に在庫がありますので安心してください。
2021年にはあまり他の人とテントがかぶることはなかっただけに少し残念な気持ちになります・・・
Coleman(コールマン)タフスクリーン2ルームハウスとは
Coleman(コールマン) タフスクリーン2ルームハウスについて簡単に解説しておきます。
2ルームというのはリビングと寝室が一体になっていることで、テントの前側にリビングとして皆で集まってご飯を食べたり、雨が降った時でも雨に濡れることなく快適にくつろげる空間のこと。後ろ側は寝室で、ほぼ寝る時以外は利用しない空間。
もっしりの場合は寝る寸前までリビングか外にいるから本当に寝るタイミングでしか利用しないかな。雨の日にはウノやオセロなど普段家ではあまり遊ばない遊び道具を持参すると違った面白さがあるよ!
リビングはしっかりとテントに覆われているため、蚊に刺されることがほとんどないのは嬉しいポイント。テントの底には「スカート」と呼ばれてるテントと地面の隙間を塞ぐカバーがあるけど、どうしてもさらに隙間から入り込むこともありますので夏場はリビングにも蚊取線香を入れておくようにしましょう。
Coleman(コールマン)タフスクリーン2ルームハウスにはサイズが2種類ある
Coleman(コールマン)タフスクリーン2ルームハウスにはサイズが2種類あります。
下でサイズの違いをご覧ください。
目立つ大きさの差はこんなところで、特にはリビングの縦-60cmが違いになります。リビングの長さが60cmも違えば見た目も変わります。遠目で見てもなんとなくどちらがLDXか分かります。金額にして約1万円程の差がありますが、今後何年も使い続けることを考えたらLDXにしておいた方が良いでしょう。大は小を兼ねるという根拠のない結論です。
MDX+/LDX+の「+」が重要ポイント!
Coleman(コールマン)タフスクリーン2ルームハウスの中でも今回紹介するのはMDX+/LDX+というシリーズ。この「+」はいったい何を意味するのか気になりますよね。
「+」が付いているテントはColemanのダークルームテクノロジーという日差し対策が強化されたテントなんだ。テントの裏が黒で昼間の明るい時間帯でもテントの中が暗く、遮光性に優れているんだ!
Coleman(コールマン)タフスクリーン2ルームハウス MDX+/LDX+は2020年に登場したモデルだけど、今もまだまだ人気があるテントです。とにかく見た目が白っぽくてカッコよいですからね。
ルーフフライシート付が嬉しい!
ほとんどの2ルームテントはインナーテント(寝るためのシート)とフライシート(家で言い屋根のパーツ)のセットなのですが、Coleman(コールマン)タフスクリーン2ルームハウス MDX+/LDX+はルーフフライシートがセットになっています。ちなみにsnowpeakは別売りです。このダークテクノロジーを搭載したルーフフライシートがあれば夏でも快適です。ルーフフライシートが無いと夏は・・・正直きついです。夏は必ずルーフフライシートも設置しましょう。忘れたら地獄ですよ。
グランドシートとインナーシートは別売り
インナーテントの下に敷くグランドシートとインナーテントの中に敷くシートは別売りです。必ずなければいけない訳ではないですがテントを長持ちさせるためにはグランドシートだけでも必要です。
正直外からは見えない部分ですので代用品でも問題ありません。
もっしりのソロ用テントはインナーシートの代わりに折りたためるレジャーシート、グランドシートの代わりにホームセンターでビニールシートの厚手を敷いています。計5,000円くらいですね。ビニールシートの中では厚手の部類を使用してます。これでも十分です。
もっしりがテントを選ぶ条件
極力お金を掛けたくないケチケチキャンパーもっしりが、家族4名でキャンプを楽しむためにテントを選ぶ条件を紹介します。考え方の参考にしてみてください。
条件1:リビングと寝室があるタイプ
キャンプとなれば山に行く機会が多くなりがち。山は天候が変わりやすい事は皆さんもご存じだと思います。いきなりの豪雨も考えられます。そんな時には引き続きリビングでキャンプを楽しめます。寝室だけのテントとタープだと、どうしてもタープの下では周りは空いているため濡れてしまいますからね。家族でのキャンプは安全第一です。あとは少し豪華に見えるかなという見栄もあります。どうせ買うなら大は小を兼ねるです。
条件2:リビングの高さが2,000mm以上
Coleman(コールマン)タフスクリーン2ルームハウスLDX+はリビングの高さがなんと2,150mm!私の身長が182cmと高めなので何度も出入りするリビングはそれ以上でなければストレスになります。昔の家は梁が下がっており、常にお辞儀をしながらくぐらなければならずストレスになりますよね。自身の身長より低い位置に梁がある家に住むとこの気持ちはわかります。近年ではそんな梁や天井が低い家は無くなりましたけどね。
条件3:家族4名が普通に寝られるくらいの寝室
子供が小学生になっても4名で寝られるくらいの広さはマストと考えました。最悪狭いと感じれば私はリビングにコット(寝るための空中ベット)を出して寝ます。
条件4:暑さ対策や通気性
冬は寒く我が家は家族でキャンプすることがないため夏利用をメインでテントを選びました。真冬に行くとなると冬用シュラフ(分厚い寝袋)を購入しなければなりませんしストーブなど寒さ対策のギアが多く必要になります。今はソロで真冬にキャンプを楽しみますが電源付きサイトがあるキャンプ場でなければ耐えられません。焚火には最適なシーズンですが・・・。ということで、春頃からのキャンプを開始するのですが、夏のことも考えて通気性はマスト。さらには遮光性に優れている方が良い。
条件5:安価
正直メーカーへのこだわりはない。できるだけ安いテントが良い。
これら条件のうち、条件5以外すべて満たしたのが今回紹介するColeman(コールマン)タフスクリーン2ルームハウス/LDX+です。
Coleman(コールマン) タフスクリーン2ルームハウスを選んだ理由
最終、スノーピークと悩みましたが、ショップの店員さんが親身に私の条件を聞いてくださりコスト、メーカーのこだわり無しなども踏まえた上でおすすめされた商品がColemanです。スノーピークはインナーテントの上に設置するルーフフライテントが別売りな上にテント自体が高額なので断念しました。
私がテントを触った感触として、スノーピークのグレードが高いタイプや今回紹介するテントは生地自体が分厚くしっかりしていて安物感はありません。
先日YouTubeで一人設営の動画を見ながら設営してみましたがなんとか設営できました。初めは動画を見ずに設営したのですがポールを立ててテントを自立させるのに苦労しました。
Coleman(コールマン) タフスクリーン2ルームハウスを仮設営してみた
画像を見ればわかる通りポールをクロスさせてテントを立ち上げます。
※説明書参照
赤〇3か所のポールの先端をピンにはめ込んだ状態で青〇のポールを押し込みながら通していくとテントが自立します。そのまま青〇のピンにはめ込みます。
まぁ実際には3カ所どころか2カ所差し込むのがやっとなんだけどね・・・もっしりの場合は強風でも力を使って一人で何度も設営してるからポールが歪みまくってます・・・そりゃ説明書通りできないわ・・・
※動画を見る前は赤〇ピンにはめ込まずに設営しようとしましたが、無理やり力で引っ張ることになりテントに負荷をかけてしまったり、設営に時間がかかりました。
寝室と同じ要領でリビングも一人設営可能です。寝室が設営できたらリビングもできます。
ご覧の通り、中は真っ暗です。つまり遮光性バッチリということですね。これにさらにルーフフライシートをかぶせるから暑さ対策はバッチリです!
寝室のインナーテントを設置して、最後にルーフシートを設置すれば設営完成です。
メッシュがいっぱいで夏でも快適!
特に夏に本領を発揮するテントです。至る所にメッシュがあり通気性抜群です。寝室の中を風が抜けていくため、風通しが良いキャンプ場だと特に快適に過ごせます。
寝室にはメッシュもあり通気性バッチリです。夏には左右をメッシュだけの状態にして寝ています。外側もインナーテントもメッシュになります。
③の上に巻いている生地を外に延ばせばリビング外の軒代わりになります。もちろんこの軒を支えるポールは2本標準装備です。その他①と②も別途ポールを購入すれば軒にできます。一面でポールが2本必要です。まだ試したことはありませんが①~③全て広げると、とてつもない広さになると思われます。全て広げる意味があるかどうかかは謎ですが③を広げるのが一般的です。1年半キャンプしてきて全てを軒にしているキャンパーは見たことありません。
寝室天井部もベンチレーションというメッシュがあり通気性抜群です。まさに夏専用テントですね!
下にも換気口があります。
換気だらけという事がわかりましたね。
インナーテント上部はランタンなど照明を吊るす輪っかが付いています。画像の扇風機は「ソトミスト」という、ミストが噴射されるタイプで、顔の前に置くととても涼しいです。私は椅子に座っている間、抱きかかえています。ただ扇風機だけの使用で8.5時間の稼働なので電源がないサイトだと持ちません。電源があるサイトでは思う存分力を発揮します。
ソトミストが気になる方は商品をご覧ください。
20回以上利用してみて分かったこと
これまで1年半計20回以上設営してみて分かったことを紹介します。
良い所
まずは良いところからの紹介です。
基本悪いところは無いに等しいと感じています。
気になる所
もっしりの使い方の問題なのでテントでの悪い所というわけではありません。
ワンポイントアドバイス
過去3度程風の影響でテントが1回転しました(笑)
4カ月でキャンプ5回+仮設営2回での現状
仮設営ではコンクリートの上だったこともあり擦れて小さい穴が無数に空きました。
しかしその後は擦らないように意識していることもあってか、痛みはありません。
ただ、基本1人で設営しており、どうしても力でポールを持ち上げてしまうことで負荷がかかり、ポールが若干変形してしまいました。
設営はできるだけ2人以上で行う事をおすすめします。
1年半1人で力任せに設営してきた結果
本来テントの寝室側とリビング側の各4隅のうち、3カ所の固定用ピンにポールを差し込んで立ち上げるのですがポールが歪み過ぎで全く届きません。こうなるともう力任せにはめ込んでいます。
一番上のポールは原型を留めていません。
ちょっとオーバーに見えますがテントが風で一回転した後に設営するとこんなことに・・・
今はだいぶマシになりましたが。。。
力や風の影響を受けてつなぎ目が曲がっていて、これ以上差し込めません。抜けない時はそのまま持って帰って抜きました。そして中を少し削りました。
軒を支えるための専用ポールですが、子供が遊んでいると悲しい結果に。。。
購入から3年後…涙※閲覧注意!
Colemanタフスクリーン2ルームハウスを愛用してからまる3年が経過しました。
ここで事件が起こってしまったんです涙
※使用年数は多分関係ないけど
今から約9か月前の9月初旬にテントを片づけてそのままにしていたもっしりは久々にテントを設営。すると…
「ビリビリビリ!ベリべリベリ!!」
え!?なに!?
なんとテントに水分を多く含んでいたことでか、ダークルームの黒い生地と表面の白い生地がくっついて離れず…
破れないように慎重に生地を放していくと上の画像のように、ダークルームの黒い生地に白い生地が!!!
マジか!?
さらにテントを広げていくもっしり。すると…
表はカビだらけに!!!
ダークルームに付着した白いのは、触るとネチョネチョ…
インナーテントをセットする時に背中が接触すると服にも付着…最悪な状況です…涙
インスタのストーリーズでフォロワーさんに対処方法を聞くと
「重曹に漬けておくとネチョネチョは取れたよ!」
早速子供用プールに水を張り、一日漬け置きしました。
するとネチョネチョはちゃんと取れていました♪
でも、見た目はかわりません…
触る度に白いのが手に付着していたので助かりました…
というわけでこれからもまだまだ愛用したいと思います!!!(笑)
これらレビューは完全にもっしりの使い方の問題であって商品の問題ではありません。反面教師として見てください涙
とにかくテントは2人以上で設営すること、使用後は乾かすことを強くおすすめします。
まとめ
Coleman(コールマン)タフスクリーン2ルームハウス MDX+/LDX+は夏に力を発揮するテントです。キャンプのシーズンは春から夏にかけて。キャンプ上級者は暑いのと虫がいることから暑い時期はキャンプお休みって人が多いです。でも子供の夏休みや盆が重なり家族層は夏のキャンプが多くなりhがち。そんな方には無茶苦茶おすすめできるテントです。
もっしりみたいに無茶な設営をしなければ全く問題なく長持ちします。
- 小さい子供含め4名程でキャンプしたい
- キャンプは夏がメイン
- 通気性を重視したい
- 急な悪天候でも対応できるテントが良い
- わがままだけど安価が嬉しい
こんな条件でテントを選ぶ方にはおすすめのテントです!
MDXとLDXの価格差は約1万円。私はそれならば広いLDXをと考え即決しましたが大正解でした。今も広々と利用しています。夏はほぼ毎週キャンプを満喫しています。
皆さんも自身の目的にあったテントを選んで楽しいキャンプライフをお過ごしください!
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