【全員の仕事を把握せよ!】任せる前に絶対に考えるべき1つの事

仕事の悩み【部下対応編】

・仕事が多くて回らないから他の人に振りたいなぁ
・任せたら押し付けてるように思われるかも
・嫌われないかなぁ

仕事を任せることはどうしても仕方のない事であり、部下を成長させる上では避けては通れない仕事の一つです。
任せずに全て自身で片づけてしまうと自身の業務量が多くなり、残業に繋がったり、部下が育たない環境が作られてしまい良いことはありません。
残業なしで帰宅するのも、部下を育てるのもあなたの仕事です。

私は20年以上以上接客業に携わり幾度となく仕事を任せてきました。
アルバイト時代はリーダーとして育成係を担当する機会が多く、新人アルバイトに仕事を教える立場になり、どうしても仕事を任せることが多くなりました。
結果私が居なくても問題ないレベルに育てることに繋がりました。

しかし、良い事ばかりではなく、同じ立場であるアルバイトや部下とぶつかることも稀にありました。
何度も面談してゆっくり時間を使って説明もしてきました。

この記事は仕事を任せる前に把握しておかなければならない大事なポイントが書かれています。
これを守らないと部下に嫌われてしまうでしょう。

この記事を読むことで仕事の上手な任せ方が解り、部下との人間関係も良好で、何より部下が育ち、あなたの評価も上がることでしょう。

全員の仕事を把握せよ!

あなたは上司という立場になり、部下の仕事量を把握できていますか?
これまでアルバイトとして業務をこなしていた立場から社員に昇格してすぐの状態であれば同じスタッフ同士だった時期もあり、ある程度把握していると思います。
しかし全員がそういった状況ではなく、大半の方は把握していない状態で部下を持っているように感じます。

仕事をお願いする時は【誰に仕事をお願いすべきか】相手の得意不得意見極め2つのコツを参考にしてください。
仮に前者のようにスタッフ時代があったとしても、いざ部下を持つと各スタッフや部下の仕事量にまで意識が向かなくなるものです。
今回はその部下の仕事量についてお話ししたいと思います。

部下をやる気にさせる魔法の言葉は【超ド級】仕事で部下をやる気にさせるたった1つの魔法の言葉で解説しています。

任せる相手選びを間違えないで!

部下を持ったあなたは仕事が増え全ての業務を抱えきれなくなることがあると思います。
そういった時は必然的に自身が着手しなくても良いような業務については部下に任せることもあると思います。
その時の相手選びに失敗していませんか?
それは何かというと

あなたが頼りにしている、もしくは仕事を頼みやすい部下にばかり任せていませんか?


こんな方は相手選びに失敗している可能性があります。
全員の仕事量をあなたは把握していますか?

私も何度も経験したからこそ言えるのですが、仕事をお願いする時はどうしても間違いなくこなせる人材を選んでしまいます。もしくは頼みやすい人材を選んでしまいます。
私もそういうことが頻繁にありました。
その方がリーダー的存在でそこへの対価(手当など)が発生しているのであれば良いのですが、そうではない場合は「なんで私ばかり仕事が増えるだ」と不満を覚えるようになります。
「仕事ができる私だから任されているんだ」とポジティブに捉えてくれているのであれば良いのですがなかなかそうはいかないものです。
そしてそれが積み重なると退職に繋がったり何かと業務に支障をきたしてしまいます。
そうならないためにも仕事をお願いするときは一旦冷静になり以下を考えてみてください。

・誰が何の担当を任されているか
・仕事のボリュームはどうか
・キャパは大丈夫だろうか

仕事を任せる前に考える事3つ

一つづつ解説していきます。

誰が何の担当を任されているか

いつも同じ人材に仕事を任せているとあなたにはわからないように周囲から不満が生じます。

周り
周り

あの上司いつも〇〇ちゃんにばっかり仕事振ってるけど好きなんじゃないの

また仕事頼んでるよ。本当は嫌々引き受けているのに

あいつは上司に気に入られて昇格したいだけだろうな

周りからの影響は避けられません。
人間関係悪化に繋がりますね。

仕事のボリュームはどうか

特定の人に仕事を任せると当然人により仕事のボリュームが変わってしまい、不満が生じます。
これが特別手当などの制度が導入されていて明らかに高い給料であれば理解できます。
しかし現実はそんなことはないでしょう。
アルバイトでは時給10円など少額だと思います。
私も以前は手当の代わりに時給を上げたりもしていました。
それに対して頑張ろうという気になれる方であればそこはあえて触れずに頑張ってもらいますが、人選が大切です。
そんな意識の高い人はなかなかいませんからね。

キャパは大丈夫だろうか

仕事を振る相手が断らないからと言って振り続けるとキャパを超えてパンクします。
もしくはサービス残業に繋がってしまい良いことはありません。
その後の体調不良にも繋がる危険があります。
私の部下でも何でも前向きに頑張り、引き受けてくれる方はいます。
だからと言って甘えて何でもその人に振ることはしません。
もしかすると本当に余裕があるから引き受けてくれている可能性もありますが確信がないなら他の人に振るべきです。

病んでからでは取り返しが付きませんからね。

まとめ

仕事を任せる前に一度冷静になり

・本当にこの仕事はこの人に振っても問題ないか
・仕事が多すぎていないか

そう考えることが出来るようになるだけでもあなたは成長しています。
数値では表せないにしても感覚的に業務量が分かると思います。
そして業務量を把握したあなたは冷静に「いつも仕事を任せているから今度は他の方にお願いしよう」と思うはずです。


こうすることで偏った仕事の任せ方が無くなり、均等に業務をお願いすることができます。
極端に言うと、ある程度全員に均等にお願いしてみるのは非常に良い育成に繋がります。
仕事を任せることで育成に繋がる理由については別の記事で解説します。

仕事をお願いする時はいつもお願いしている方やお願いしやすい方だけではなく、その方の仕事量やキャパを冷静に考えてみてください。
どうしても業務量が多くなっててもその方にお願いしなければならないのであれば可能な限りで今抱えてる仕事を他の方に振って業務量を軽くしてあげてください。
その努力だけでもしてあげてください。
それが信頼にも繋がります。

この章があなたの人生にとって役に立ち、一つでも悩みを解決することが出来れば幸いです。

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